認知症ケア「ユマニチュード」(NHKクローズアップ現代)に感激しました。 [ライフスタイル]
昨日(2014.2.5)のNHKテレビ「クローズアップ現代」(19:30~)※はご覧になりましたか?
※見つめて 触れて 語りかけて ~認知症ケア“ユマニチュード”~
感動ものでした。
「humanitude」と書くようです。
認知症患者との付き合い方(ケア)の方法である「ユマニチュード」を採りあげていました。
フランスで開発され、今ではドイツやカナダにも普及しているようです。
認知症患者の「人間としての尊厳」を大事にしながら、キーワードは「絆(きずな)」だということです。
方法論的には、一言でいえば「同じ目の高さで、真正面から見つめ、穏やかな言葉で話しかけながら触れ合っていく」ということのようです。
番組で見る限りでは、攻撃的にまでなっていた「おじいちゃん」や「おばあちゃん」に笑顔が戻り、従順になってケアに向き合っていく姿がはっきりと見て取れました。
ちょうど赤ん坊のおむつを替える時、ママが赤ん坊に話しかけている時のような向き合い方です。
実は、私の母も最期は認知症でした。
番組の中のおばあちゃん同様、自分の頭の中の光景は「小学校低学年」のようでした。
その頃のことを話題によく話していました。
姉も妻も精力的に向き合ってみたものの、二人とも愛想を尽かしていたのが実情でした。
しまいには、二人は喧嘩仲のようにまでなってしまいました。
介護疲れです。
二人ともやけを起こして母を叱り飛ばすような局面もあったかもしれません。
私はというと、週末には車でドライブに連れて行きながらコミュニケーションをとってきたつもりです。
しかしながら、妻によれば「おかあさんは、あなたのことをおじさんと間違えていた」と今でも笑っています。
私の叔父と言えば、「母から見れば弟」のことです。
何はともあれ、この「ユマニチュード」対応は、認知症のおじいさんやおばあさんが従順なお年寄りに戻ってくるのです。
※番組のホームページより拝借してきました。
認知症の高齢者の暴言・暴力や徘徊など、いわゆる“周辺症状”の対応に悩む医療や介護の現場で、“ユマニチュード”と呼ばれるフランス生まれのケアを導入する動きが広がっている。
「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」を基本に、“病人”ではなく、あくまで“人間”として接することで認知症の人との間に信頼関係が生まれ、周辺症状が劇的に改善するという。
VTRで、登場する“ユマニチュード”を考案したイヴ・ジネストさんの患者との接し方には4つの基本があるといいます。
「見る」=ベッドの脇から見下ろすのではなく、本人の正面から近づき、見つめる。
「話す」=相手が心地よく感じる言葉を穏やかな声で話しかけ続ける。
「触れる」=手首をつかむのではなく、本人の動こうとする意思を生かして、下から支える。
「立つ」=人間は立つことで筋力が鍛えられ、骨が強くなり、呼吸機能の劣化を防ぐ。
と。。。。。
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※見つめて 触れて 語りかけて ~認知症ケア“ユマニチュード”~
感動ものでした。
「humanitude」と書くようです。
認知症患者との付き合い方(ケア)の方法である「ユマニチュード」を採りあげていました。
フランスで開発され、今ではドイツやカナダにも普及しているようです。
認知症患者の「人間としての尊厳」を大事にしながら、キーワードは「絆(きずな)」だということです。
方法論的には、一言でいえば「同じ目の高さで、真正面から見つめ、穏やかな言葉で話しかけながら触れ合っていく」ということのようです。
番組で見る限りでは、攻撃的にまでなっていた「おじいちゃん」や「おばあちゃん」に笑顔が戻り、従順になってケアに向き合っていく姿がはっきりと見て取れました。
ちょうど赤ん坊のおむつを替える時、ママが赤ん坊に話しかけている時のような向き合い方です。
実は、私の母も最期は認知症でした。
番組の中のおばあちゃん同様、自分の頭の中の光景は「小学校低学年」のようでした。
その頃のことを話題によく話していました。
姉も妻も精力的に向き合ってみたものの、二人とも愛想を尽かしていたのが実情でした。
しまいには、二人は喧嘩仲のようにまでなってしまいました。
介護疲れです。
二人ともやけを起こして母を叱り飛ばすような局面もあったかもしれません。
私はというと、週末には車でドライブに連れて行きながらコミュニケーションをとってきたつもりです。
しかしながら、妻によれば「おかあさんは、あなたのことをおじさんと間違えていた」と今でも笑っています。
私の叔父と言えば、「母から見れば弟」のことです。
何はともあれ、この「ユマニチュード」対応は、認知症のおじいさんやおばあさんが従順なお年寄りに戻ってくるのです。
※番組のホームページより拝借してきました。
認知症の高齢者の暴言・暴力や徘徊など、いわゆる“周辺症状”の対応に悩む医療や介護の現場で、“ユマニチュード”と呼ばれるフランス生まれのケアを導入する動きが広がっている。
「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」を基本に、“病人”ではなく、あくまで“人間”として接することで認知症の人との間に信頼関係が生まれ、周辺症状が劇的に改善するという。
VTRで、登場する“ユマニチュード”を考案したイヴ・ジネストさんの患者との接し方には4つの基本があるといいます。
「見る」=ベッドの脇から見下ろすのではなく、本人の正面から近づき、見つめる。
「話す」=相手が心地よく感じる言葉を穏やかな声で話しかけ続ける。
「触れる」=手首をつかむのではなく、本人の動こうとする意思を生かして、下から支える。
「立つ」=人間は立つことで筋力が鍛えられ、骨が強くなり、呼吸機能の劣化を防ぐ。
と。。。。。
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