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「小保方会見」ここがおかしい。。。。。 [みんなうすうす気づいている]

昨日は、テレビの小保方会見をじっくり見てしまいました。

私の感想はと言えば、

1.稚拙

2.杜撰

3.情緒的

という言葉に尽きます。

皆さんのご感想はいかがでしょうか?

わが日本では、「遺伝子組み換えでない大豆」的に納豆の入れ物にも書いてあります。
今回のSTAP細胞というのも「生命にかかわる」事象です。
私は自然科学のことなどさっぱりわかりませんが、素人なら素人なりに、
私の感想を申し上げたいと思います。

1.「稚拙」ということについて

事の起こりは、
誤った写真の掲載(使用
論文の盗用
普遍性が疑わしい(他の人にはできない)
からスタートしていたと思います。

この3点の説明がまず必要です。
・写真が1000枚あろうとも、今のデジカメなら管理は簡単です。
「世紀の発見」ともいわれるレベルなのですから、「2年前の写真と間違えた」という説明には違和感がないとは言えません。「細心」の注意を払ってもよかったのではないでしょうか。。。。

・「論文」の盗用も何をか況やです。
大学生のレポートレベルの議論ではないはずです。


2.「杜撰」ということについて

これは、小保方さん、および理化学研究所の双方について言えます。

①小保方さんの研究の仕方については「杜撰」という言葉がぴったりのような気がします。
ノーベル賞級の大発見なのですから、もう少し順序立てて、整理しながら、公表なさる必要があったと思われます。
・写真を間違えたこと
・「実験ノート」が整理されていないこと
等、研究所の研究者としては「杜撰」と言われてしまうのではないでしょうか。。。。

思いつきだけで「論文が書ける」というものでもないような気がします。

②理化学研究所も、大騒ぎしておきながら、「不正」「ねつ造」「改ざん」というように手のひらを返すような調査報告になっています

今回の研究成果は、小保方さん個人の成果なのか研究所の組織的な成果なのかよくわかりませんが、「研究所の成果」として公表されるのなら、あまりにも無防備な公表であったような気がします。

そして、研究の成果の議論から、対応の議論にすり替わりそうな様子になってしまったのも、「理化学研究所の対応の拙さ」と言っても過言ではないでしょう。

3.科学者なら、「誤謬を論理的・科学的に説明すべき」であるにもかかわらず小保方さんの説明はあまりにも主観的・情緒的なものでした

彼女の口から、「不勉強」「不注意」「自己流」「未熟」「論文の体裁上の不備」という言葉が出ました。
ノーベル賞級の大発見なのですから、もう少し丁寧な公表をなさればよかったのではないかと思います。

どこが間違っていて、どこが正しいのか」ということすらわからなくなってしまいました。
彼女の発見への信頼」という大切な部分がどこかに行ってしまいました。

もし「小保方さんの発見」が正しいものだとしても、これだけ説明があやふやだと、「彼女の説明ではもう無理・信頼しづらい」と思われてしまうのではないでしょうか。。。。


どうすればよかったのかというと

「どこまでが正しくて、どこが間違っているのか」を自ら明確にすること
「間違っている部分を訂正したらこうなる」と自ら説明すること

ではないかと思います。
「真面目に研究したけどスピード違反をしました」というようなルール違反ではなく、今回の事案は「研究そのもの」のルール違反なのですから。。。。。

「それでも地球は回っている」というのとは少し違うような気がします。


素人目にはそんな風に見えてしまいました。


P4080863-01.JPG


※テレビ番組の中には、「まだ会見が続いていた」にもかかわらず、「会見は終わったかのようにコメンテーターがお話しなさっている」番組もありました。
この伝え方もどうかとは思います。


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