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不平・不満・文句・批判を言い合える組織・社会 [一人合点の「いい加減な話」]

かつて、仕事をするうえでの至言「つべこべ言わずに働け」という言葉がありました。
目的・目標が明確でまっしぐらに突き進んでいく時代はそれでもよかったと思います。

実は、ある方のブログを読んでいて、「文句ばかり言わない」というコメントがありました。

一見、ストレートなコメントで潔いのかもしれませんが、
①価値観の多様化
②成長の鈍化・短寿命化
する中、こういう「不平」「不満」「文句」「批判」を理解せずに突き進むことが果たしていいのでしょうか?

たぶん、「不平」「不満」「文句」「批判」にはそれなりの理由があると思います。
それを聞いた人が、「文句を言わずにやりなよ」と聞く耳をもっていなかったら、
①「お客様の苦情には即対応する」ということがなんだか空しく思えてしまいます。
②「改善」ということに尻込みする人も増えてしまいます。

もし、上に立とうとするのなら、「なぜ、そういう不満等々が出てくるのか」という点を吟味して反論する必要があります。

昨今の世の中では、「ブラック企業」というものがあるようです。
「ブラック企業」というものがどういう企業のことなのか今一つよくわかりませんが、「不平」「不満」「文句」「批判」を発見し、その部分の説明あるいは改善が行われるかどうかで「ブラック」と呼ばれるかどうかの境目があるのかもしれません。

ことが起きた後から批判したり、反省することはいくらでもできます。
事前のシグナルを感じ取ることも今まで以上に必要な時代になったのかもしれません。

「文句も言えない組織・社会」が本当にいいのでしょうか。。。。
「一手先を読む」ためのヒントはこういうところにも落ちているのかもしれません。
「基本は大きく変わらない」ということがあるのだとしたら、「基本から外れた時」こういうシグナルが出るものなのでしょう。。。。

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