SSブログ

「富士山の見える景色」を小さな子どもにどう説明するか [どう受け止めたらいいのか]

東京の街中でも「富士山が見える」季節になりました。

IMG_1022-01.JPG

※あるショッピングモールの4階部分から見た景色です。


私は「富士山」の姿がとても好きで、新幹線や飛行機の窓から、あるいは静岡や山梨や箱根や湘南にドライブした時、あるいは高層ビルから望む姿等々、小躍りしながら眺めてしまいます。


そんな富士山が、寒い季節の訪れとともに東京周辺の各所でも普通に見えるようになります。
このところ連日こういうスポットまで行っては富士山を眺めています。


そこでは同好の方とお話しすることもあります。

一昨日は富士山のあたりが曇っていたこともあり、あるおじさんに説明してあげました。
「あの雲のあたりが富士山なんですよ」と。
おじさんは、
やっぱりなぁ、あのあたりだと思っていたんですよ。ダイヤモンド富士は見えますか?
「どうでしょうね。。。。」
などと。

昨日は、隣で眺めていたおばぁちゃんが、
私は小学校5年生の時、住んでいた関西から来て富士山登山をした。本当に富士山はきれいな山。やっぱり雪が積もっている時がいいわね。
「関西なら大台ケ原でも見えることがあるようですね。あそこが富士山が見える西端だとか。」
そこにも私は行ったわよ。
「〇〇駅のホームなら正面に大きく見えますよね。」
あそこは高台だからね。
かなり富士山の見える景色にはお詳しいようです。

そんな中、後ろの方で、「ほら、富士山は大きいだろ。」と小さなお子さんを抱え上げて説明するパパの姿がありました。
お子さんは「何のこと?」状態です。

彼らが立ち去った後、お子さん連れのママさん(さっきとは違う親子連れ)が近寄ってきたので、
「お子さんは実際に富士山を見たことはありますか?」
と私が聞くと、
新幹線の車窓から見た程度で記憶にあるかどうか
とお答えされました。

さっきのおばぁちゃんは、
きっと見たことのない人には小さな山に見えてるでしょうね。手前の大山(おおやま)の方が大きく見えるものね。
と。。。。


日本人の多くは「♪♪頭を雲の上に出し・・・・富士は日本一の山」と子どものころから歌い、写真や映像でもその姿を見てきました。
※松竹映画の冒頭には大きな富士山が出てきたと思います。


でも、この小さなお子さんのように明らかに「富士山の大きさや勇姿」を理解できていない子どもさんにとっては(おそらく)意味不明のパパの言葉だったかもしれません。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント