「教員の働き方改革」の切り口は? [どう受け止めたらいいのか]
テレビのニュース番組で「学校の先生の働きぶり」について報じていました。
出勤から退勤まで指紋認証による時間管理をしている学校の様子や先生のコメントが取り上げられていました。
「教員の働き方改革」について思うのは、
A:サービス残業の撤廃~早出、残業などの時間外勤務には所定の対価を払う
B:教員の仕事の見直し~課外活動の指導とか「教員でなくてもできること」の見直し
C:AおよびBの両方
の切り口がはっきりしないことです。
よくわからないのは、
「先生はこどもたちのためならいくらでも働く」とおっしゃっていた方もいらっしゃいました。
民間企業なら、まず「職務分析」を行い
〇彼・彼女(担当者)がやらなければいけないことの精査
〇時間外勤務の削減の徹底
〇サービス残業の撤廃
に向けて組織的に行動します。
「学校の先生」の場合は、どうも「情緒的な部分」が曖昧なままで「働き方の深刻な問題」をとらえようとしていませんか?
「大相撲」もそうですが、「教員の世界」も当事者と関係者だけで解決しようと思っていませんか!?
第一線の退職期を迎えた「団塊の世代」を中心とした企業戦士の皆さんに、こういう働き方改革の現場の精査及び改善策の提案をお願いしてみたらいかがでしょう。
彼らはとても合理的な人たちのはずです。
高齢者ではない年寄りを有意義に使うのも「働き方改革」の一つのはずです。
2017-12-05 05:00
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