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「棚卸し」をしない「継続」は力にならない [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

「継続は力なり」

私が大学受験生の頃、旺文社の「大学受験ラジオ講座」(文化放送)の数学担当の勝浦捨造先生がよくおっしゃっていました。

※「大学受験ラジオ講座」(文化放送)~毎日毎日(たい焼き屋のように)、深夜23時頃から30分×2コマの受験番組がありました。当時の多くの受験生はこの番組をお聞きになったと思います。

そして「模擬試験」を受けながら、希望校の偏差値に照らし「よしよし」と思ったり、「がんばらなければ」と軌道修正をしたりという私の受験時代でした。



今でも「継続は力なり」という言葉を多くの人がお使いになるようですが、

多くの受験生が「模擬試験」を受けて受験勉強の進捗ぶりを確認し、上に下に進路を変えたり勉強のやり方を工夫したりと軌道修正をしていったように、

この「継続は力なり」という言葉をお使いになる皆さんは、今までの実績や継続してきたことの「棚卸し」をしないと、ズルズルと時間だけが徒過し当初の目標や目的が達成しないことがあります


棚卸し」という言葉がわかりにくければ「レビュー」(評論、論評、再検討)という言葉もあります。
今までのやり方や実績や課題を表に出し、「このまま続けるのか?」「軌道修正をするのか?」「止めるのか?」を定期的に判定しなければ「力」にはなりません

おそらく、何事にも「課題」や「隘路」があるはずです。
「これはいいことだから」というだけで続けてはいけないのです。

時間も人的資源も経済的な資源も無限ではありません
「棚卸し」(レビュー)をすることがあって初めて「継続が力になる」のです。


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