SSブログ

「大雪転倒事故多発」の責任を小池都知事に求めるマスコミの愚 [どう受け止めたらいいのか]

ここまで来ると「ばか!」と言ってしまいたくなります。

1月22日(月)に東京都内に降った大雪では転倒事故が多発しました。

テレビやラジオでは何度も「大雪が降る」「店頭に注意」「路面が凍結している」「靴に注意」と警鐘を流していたにも関わらず、毎度のことながら転倒事故多数で街中に救急車のサイレンが響き渡っていました。


そんな話を受けてか、あるマスコミが「小池都知事の責任」を話題にしていたようです。

こういうことまで「知事の責任なのか?」と呆れてしまいます。


それを言いたいのなら、17万人もいる都庁職員の責任あるいは対応ぶりを話題にしたり、都民の皆さんの雪に対する備え意識をもっともっと啓発するほうが先です。

・雪かきの道具(スコップ等)のないお宅
・「雪かきをしない」人たち
・「雪かきのできない」人たちへの応援
・これだけマスコミで注意喚起しているにも関わらず「普段靴」で通勤・通学している人たち
・雪の上に水を撒く人たち
・雪を道路に放り出す人たち
・新雪を踏みつぶしてしまう車
・平時と同じスピードで走る車
・にわかチェーンによる道路の損傷と砂塵

等々、現象面を批判すればたくさんの事象が思いあたります。


私は、前回の反省から(暇も手伝い)、
・降り始めから自宅周辺の雪かきをしました
・ご近所さんも協力してくれました
・ご近所の奥様は雪がやんだ深夜も雪をかいていただいたようです
・ご近所の息子さんは、仕事から帰ってから一緒になって雪かきに参加されました

合言葉は「明日の朝、通勤通学者が歩けるように」「救急車や消防車が入れるように」です。


東京の大雪では、毎回のことながら、除雪車も除雪機も見たことがありません。
巡回する「おまわりさん」も「区役所の人」も見かけたことはありません。

きっとみなさん別のことでご多忙なのか、出勤さえままならないこともあったのでしょう。


「東京都知事」を批判する前に「都民」として「マスコミ」としてもっともっとやることがあるのではないでしょうか!

大きな災害があると「ボランティア」の血が騒ぐ人も多いようですが、こういう「大雪」でも自発的な対応がもっと求められていいはずです。


私事で言うと、22日の夕方5時頃は、最寄り駅の出口の雪かきをしました。
私の経験では「あの駅の階段付近は雪が固まり滑りやすくなっている」と思ったからです。

近所にある大学の学生さんの帰宅時間帯と通勤・通学の帰り客で人が集中しはじめる時間帯でした。
「大学生の皆さんの服装や傍若無人ぶりには閉口」してしました。

ただ、一人の女子高校生の方からだけは「ありがとうございます」と思わぬお礼の言葉をかけていただきました。驚きました。


駅前では商店街の関係者らしき3人が雪かきをなさっていましたが、駅の出口のほうまではなさっていませんでした。

後で関係者に聞いたら、「あそこは駅の人がかくところだから」とのことでした。


昨日は普段は車でいく「環状八号線」まで歩いてみました。
「南北方向の道路や歩道」の雪は解けていましたが、「東西方向の道路や歩道」には凍結した雪がまだまだ残っていました。

「環八」の道路周辺は澱んだ空気が流れていました。
おそらく「チェーンで削られた舗装道路の砂塵」のようです。

人気のあるお店の前の歩道は順番を待つお客様で占領されています。

こういう姿を「行政に関係する皆さん」にはよく見ておいてほしいと思った次第です。

※2018.1.24の様子です
IMG_1763②.jpg
(雪国と違いチェーンをはいた車が多い)
IMG_1768②.jpg
(郵便配達や新聞配達のバイクもチェーンをはいています)
IMG_1757②.jpg
(駅前の横断歩道もこの状態です)
IMG_1760②.jpg
(コンビニの前の横断歩道もこの状態)
IMG_1759②.jpg
(東西方向の道路にはまだまだ雪が、しかも凍っています)
IMG_1762②.jpg
(小学校の校門の前や接面する横断歩道には融雪剤が撒いてあるようです)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント