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「上がる」物価、「上げる」物価 [どう受け止めたらいいのか]

「アベノミクス」という言葉が生まれてからというもの、マスコミの「生活実感」についての把握とか分析にどうも実感がわかないような気がしませんか?

「物価上昇」についても多くのエコノミストやコメンテーターは「物価が上がるのはいいこと」というトーンでの論調が目立ちます。

しかも「消費不振」⇒「もっと皆さんモノを買え・お金を使え」というかのごとき話です。


素朴に考えてみましょう。

〇「原油価格の上昇」とか「農作物の不作」のようにコストをコントロールする余地のない「上がる」物価ならだれも歓迎しないでしょう。

〇「賃金上昇分の価格転嫁」なら「賃上げにの裏返しとして物価を上げる」ことなら多くの皆さんは大歓迎でしょう。

〇しかし高齢化社会=勤労生活の4番バッター(主役)からの退場だと考えると「所得は増えないのに無駄にお金は使えない」ということが言えます。

特に職場から退場したにも関わらず「世帯主」(一家の主)を続けている限り無駄な出費はおさえたいものです。

そういう国民の皆さんの生活実態分析なく「消費が不振」と言われてもそうそうはお金は使えないものです。

近所の商店街にまた一つ「焼肉屋さん」が出来ましたが、その隣のお肉のお店や斜向かいの焼き鳥屋さんの看板には大きく「〇%引き」とか「[×][×]円」のように低価格が提示してあります。
それでもお客さんが行列しているようなこともありません。

この「新しい焼肉のお店」の前は「イタリアン」でその前は「焼き鳥屋さん」だったらしいようです。
空き店舗にならないからわからないだけでこのところ長続きした店はありません


エコノミストのみなさんにお願いがあります。

難しい言葉を使ったカッコいい話はいらないので、国民の生活に根差した本当の経済の話をしてくださいな。

物価が上がることで消費税の実学が増えるといった笑い話にならないようにしてくださいな。



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