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だから「日本の技術」はガラパゴス化するのでは? [どう受け止めたらいいのか]


昨日のニュース番組で「コト消費」の話をしていました。
最近は「モノを多く所有することが生活の豊かさではない」という価値観に変わってきているのだとか。

※「コト消費」・・・お金を使う際に「モノを所有」することを重視する「モノ消費」に対し、所有では得られない体験や思い出、人間関係に価値を見いだすレジャーやサービスを重視するもの。


その延長線で、ある自動車メーカーがやろうとしている「自動運転」車の実証実験を取り上げ、「自動運転中に割引券(クーポン)をゲットする」という話をしていました。

具体的には、自動運転で走行中、カーナビ画面に「お薦めの観光案内」が出たり、「周辺飲食店の割引クーポンが取得できるサービスを提供する」というものです。


「コト消費」と称えるのもいいのですが、「自動運転」システムの開発にお願いしたいのは「運転負担の軽減」と「生命の安全」との両立こそが優先ではないかと思います。

※カーナビ画面に表示されなくても位置情報とリンクさせながら「スマホ」や「タブレット」の画面に出れば満足する人は多いはずです。


日本の工業製品のガラパゴス化をおっしゃる評論家も数多くいらっしゃいますが、こういう取り組みもまた「ガラパゴス化」を招いてしまう一因のような気がします。


日本の「産業政策」、あるいは「その伝え方」などの力点の置き方に違和感はありませんか?

「技術立国」日本の面目躍如たる技術をもっともっとブラッシュアップしませんか!


必要は発明の母
ここを忘れてしまうと危ういというのは歴史が教えてくれるのではないでしょうか!

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