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「再発防止策」から逆にたどることも必要 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

佐川氏の証人喚問が行われましたが、「想定通り」にとどまった感があります。

もし、今回、佐川さんが不起訴になれば、森友については「悪いことは何もなかった」ということになってしまいます


今の日本のそれなりの組織では、仕事を行っていく上での隘路や課題が発見されるとそこを改善しようと動きます
不都合や不具合があった場合は、ほぼ必ず「再発防止策」を立てます



つまり、隘路とか問題点には必ず「誰かがあるいは何かが不都合なことをした」ということになります。


今回の「森友事案」の「不都合なこと」や「隘路とか問題点」はいったい何だったのでしょうか?

「真相解明」と言っても「隘路や問題点」あるいは「不都合なこと」がなければ「再発防止策」を立てる必要はありません。

佐川氏が国税庁長官を辞職した際の理由は
①理財局長時代の国会対応に丁寧さを欠き、混乱を招いたこと
行政文書の管理状況について様々な指摘を受けたこと
決裁文書書き換え疑惑に関して担当局長だったこと
だそうです。


この「森友」事案のポイントは国有財産の違和感ある売却だったはずです。
今のままでは「文書の改ざん」だけが悪かったということになってしまいまそうです。

野党もマスコミもこの違和感を「なぜ?」「何のために?」という切り口で追及していくことこそ必要だと思います。

私なら「佐川さん、今回の森友事案をみて、理財局長のあなたはどんな再発防止策を立てますか?」と聞いてみたくなりました。



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