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「永平寺」に遊ぶ [旅紀行・県民性の謎]

ふと「〇〇」に行ってみよう!という衝動に駆られる時があります。

今回もそうでした。
特に知識もなく、また計画的なスケジュールもなく「永平寺」(福井県)を訪ねてきました。
https://daihonzan-eiheiji.com/
https://www.sotozen-net.or.jp/soto/honzan
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私は「歴史の深堀」には興味はありませんが、肉厚な「伝統」とか「佇まい」とか「息遣い」を体で感じるのが好きなのです。

このお寺もそんな場所でした。「いつかは行ってみたい」を実現してきました。


今回は車中泊をしたこともあり、開門前にお寺に着くことができました。
人も少なかったせいか(ほとんど一番乗り)とても身近に楽しむことができました。

曹洞宗総本山」というのにとてもフランクな感じです。
「高野山」を訪ねた時のような緊張感がありません

駐車場のご主人が「修行僧の皆さんが入れ替わる時期でもあり掃除が長引くと時間になっても入れないんですよ」とおっしゃったこともあり、「禅宗」には似合わない「緩さ」を感じていたからかもしれません。


ふつうならたくさんの建物が独立している宗教建築が多いものですが、雪の多いこの地区ならではなのか各建物が回廊でつながっています。そのことを理解するのにも時間がかかりました。
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※修行僧の方のご説明によると、途中から回廊ができたとのことでした。


私が一番興奮したのはこの回廊を巡る拝観と階段です。
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思わず同じような写真をたくさん撮ってしまいました。
「斜めの窓」に魅せられてしまったからです。
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また「緩さ」を感じたというのは「修行僧」の皆さんがとてもフレンドリーで気軽に話に応じてくださったからなのかもしれません。
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帰りに立ち寄った蕎麦屋のご主人によれば「少子化の影響なのか修行僧の数がずいぶん少なくなった」そうです。


ガイドブックも見ず、ネットで確認することもない思い込みだけの旅」というのが私は大好きです。

そういうところは「また来よう」と思ってしまうから不思議です。


観光に力を入れていらっしゃる地域も多いことと思いますが、「行きたくなる」「来たくなる」キーワードがここには隠されているようでした








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