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「うつ」に備える [みんなうすうす気づいている]

私は医者ではありませんが、サラリーマン時代に経験した話をもとに「うつ」について語りましょう。
信じるか信じないかはあなた次第です。
ただ、身近な人が「うつ」にならないための環境整備には心配る必要があります。


まさか自分が「うつ」になるとは、
まさかこいつが「うつ」になるとは、
「病気」というものはそういうものだと思います。


私の経験では「うつ資質」と「うつへの引き金」を区別したほうがいいというのが私の職場での考え方でした。
特に「気分転換」や「励まし」は一過的であり、結論から言えば「なんか様子が変だぞ」と思ったら「配置転換」や「転職」がベター。


ところでその「様子が変」と思う前に、部下や家族などの「うつ資質」というのを理解しておきましょう。
「うつ」になりやすい人の多くは、
①生真面目
②決められない
③学校歴や育ちへの高いプライド
④能力不足
⑤流れに乗れない
⑥要領が悪い
⑦がんこ
など職場生活の中には意外と気になることがあったりします

たとえば「東大」ご出身の方でも、「向かない」あるいは「要領が悪い」人は必ずいます
そういう時は「東大卒なんだから」というような先入観を捨て、「向かない」あるいは「なじめない」と見切ることが重要です。
職場経験が豊かな方なら「温情」だけではクリアできないことがあるのをご存じのはずです。
重症になるまでに対処することをお薦めします。
当事者には「急がば回れ」「次のチャンスを狙え」と言い聞かせることです。



うつ資質」にぴたりと当てはまるからと言っても「うつ症状」に陥る「うつへの引き金」が必ずあります。

たとえば、
①叱られる
②怒られる
③罵倒される
④仕事に穴をあける
⑤へまをする
⑥いじめられる
⑦同情される
などがあるようです。

私が「管理職になったら動態観察」をお薦めするのは、「うまくやっているのは当然」と考えるのではなく、「部下のみんなの動きに気になるところはないか?」と職場生活の隅々に目をやるためです。



では「うつになった人にどう取り組むか」ということについては、「気分転換」や「セラピー」よりも「配置転換」や「転職」を積極的に行うことです。
うつ資質」は誰にもありがちですから、「うつへの引き金」を引かないように(地雷を踏まないように)早めに「割り切る」ことが必要です。

また、日常的な職場生活では、権威者・上位者が「決めてあげる」「答えを出してあげる」ことが得策だと思います。
そして「明日にしよう」とか「週明けでいいよ」という先送りは心の負担を増やすだけということも理解してあげましょう。


私は素人でたまたま職場の「うつ症状」の持ち主の部下とはそれなりに接してきたつもりです。
お医者様と相談されながらこういう話も視野に入れながら大切な部下の方を育て・使いこなしていかれたらいかがでしょうか。





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