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「監督は絶対」~日大生に聞いてみた [どう受け止めたらいいのか]

私が散歩や自転車でぶらぶらするコースに今話題の「日大」の学部がいくつかあります。


久しぶりに近くまで行ってみたら、マスコミの張り込みが一人二人。。。。

「〇〇テレビ」だという若い記者は、「無駄だと思うのですが上司の指示で」とばつが悪そうに教えてくれました。

「あっちにいたのもお仲間?」と聞くと「あれは他社さんです」とも。



学生さんに聞いてみると、

「1年生なので何が何だかわからなく、うんざりしている」

「4年生だけど蚊帳の外。就活の面接で聞かれる学生もいる様だ」

「『監督は絶対』だから」と体育会系の学生は仲間と相槌を

等々フランクに話してくれました。


門の守衛さんの脇には、

報道機関のみなさまへ

と題して、

 アメリカンフットボール部の危険な反則行為ならびにその後の大学の対応について、連日、厳しいご批判を受けています。〇〇学部としてはそれらの報道を重く受けとめるとともに、学生たちにはひきつづき落ち着いた環境で勉学に専念できるよう支援していく所存です。
 しかし、一部の報道機関の方から学生への行き過ぎた取材が行われ、不安と困惑の声が寄せられています。学生も連日の報道により苦しい思いをしております。長時間のインタビューや自宅への度重なる電話や訪問などの取材はお控えいただきますよう、お願いいたします。


なる掲示もしてありました。
※「赤字」と「下線」は原文のまま


今回の件で、学生さんへのマスコミの取材の必要性や適切な取材方法をどう受け止めるのがいいのかはよくわかりませんが、私なら「学生さん大いに語りなさい」と言いたくなってしまいます。


ある中小企業の社長さん曰く、

「同じような学生さんならスポーツ選手を採用したい。なぜかというとスポーツ選手は『ルールを守る訓練ができている』から」

と。


学生さんには「ルールを守る」という重さと、社会に出れば「コンプライアンスに甘いといつか破綻する」という教訓を今のうちに身に着けておいた方がはるかに有意義だと私は思うからです。

属する組織が汚名を着せられると、無関係な自分まで関係者として重苦しく世間からは見られてしまうというのも学んでいただきたいのです。


今回話題になった「危機管理学部」があるのは、全国の大学の中でも、

・日本大学
・千葉科学大学(加計学園)
・倉敷芸術大学(加計学園)

ということにも興味深いものがあります。


ただ、大学の上空を見るとマスコミのものらしいヘリコプターが何度も旋回していました。
これこそ無駄・危ない典型例のような気がしました。
IMG_3732-01.JPG
医学生によれば「ドクターヘリの邪魔をする」とも。




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