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地方創生では「森」、災害では「山」という [どう受け止めたらいいのか]

ここ何年か都会の人たちを中心に、地方の自然、特に「山林」や「森林」のことを「森」とか「里山」と文学的・情緒的に呼ぶことが気になっていました。


昨日の「日曜党論」(「与野党に問う 西日本豪雨・最終盤国会 対応は」NHK 2018年7月15日(日) 午前9:00~午前10:15)では 、国会議員の皆さんは「山」という言葉をお使いになっていました。


私と言えば、学校の教科書に「日本は急峻な地形」で「治山」「治水」事業が必要ということが書いてあり「山がちな地形」を受け止めてきました。

たしかにホタルやクワガタムシなどの「昆虫」がいなくなり、また植生の変化にも「時代の要請」のような許容をしてきたのも事実です。


昨日(18.7.15)の新聞記事「孫を守れなかった…長年の悲願、そのダムすら越えた土砂」(朝日新聞DEGITAL)の中では、

「ダムができて安心してしまったんよ」。やりきれない思いが消えない。

とも。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00000080-asahi-soci


今回の西日本豪雨の報を聞くにつけ、そもそもの「日本の地形」や近年の「地球温暖化」「異常気象」という言葉のすわりの悪さがどこかに忘れられてしまったようで残念でなりません。



最近訪ねた田舎町で、「あのため池の下手の方で宅地分譲が行われている。昔からあのため池が決壊したらどうなるのだろうと言われていた所だ。」と話している古老の話が気になってしまいました。





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