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「避難準備」「避難勧告」「避難指示」の区別は難しい [どう受け止めたらいいのか]

「赤」「青」「黄」これは道路の信号機の話です。
では、これらの色が示すルールをご存じでしょうか?

「道路交通法施行令」(第二条)によれば、自動車の場合は、

」~停止位置を越えて進行してはならない

」~停止位置をこえて進行してはならない 
ただし、安全に停止することができない場合を除く

」~直進し、左折し、又は右折することができ

というのが大原則のようです。


実際には細かな規程なので「道路交通法施行令」(をご確認ください。
http://www.houko.com/00/02/S35/270.HTM#s3
最近はマスコミなどでもよく解説されているのでそれなりにルールをご存じの方は多いと思います。


では、災害の時の「避難準備」「避難勧告」「避難指示」の区別はどうなっているのでしょうか?
この7月の「西日本豪雨」の時にも語られましたが、「わかりにくい」と。。。。


内閣府の「防災情報のページ」によれば、
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/hinanjumbijoho/index.html

◎「避難準備」・「高齢者等避難開始」

避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難を開始
・その他の人は、避難の準備を整える


◎「避難勧告」

速やかに避難場所へ避難
外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や自宅内のより安全な場所に避難


◎「避難指示」(緊急)

・避難していない人は、緊急に避難場所へ避難
外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や自宅内のより安全な場所に避難



「避難訓練」「防災訓練」などの時なら理解できても、実際に「災害に遭遇」しそうになったらいかがでしょう



「防災訓練」では「河原に災害本部のテントを張っている」というようなことはありませんか?
プログラムに定められた「訓練」と「現実」との違いをもっと冷静に考えるべきではないでしょうか!


道路の信号機の「赤」「黄」「青」の区別ですら、わかっているようでも「そうは言っても」という感覚は残るものです。


命の危険が危ない「緊急」時こそ、もっとシンプルにルールを語ることが必要ではないでしょうか。。。。


たとえば、「被災不安宣言」「避難命令」くらいで十分なような気がします。



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