「松下幸之助」さんはクラウドファンディングを利用しただろうか? [どう受け止めたらいいのか]
不特定多数の方からネットなどを通じて資金を集める「クラウドファンディング」がずいぶん脚光を浴びているようです。
時流に乗った人たちを中心に何かをやろうとすると「クラウドファンディングで資金を調達しよう」といった話題が簡単に出ることもあります。
私は古いタイプの人間なのでこの手の話を聞くと時々ため息が出ることもあります。そして「松下幸之助さんや本田宗一郎さんならどうしたのだろうか?」と思い浮かべてしまいます。
彼らもおそらく資金集めに苦労なさったはずです。
しかしながら「ならばクラウドファンディング」とおっしゃらなかったのではないかと思います。
彼らなら「不特定多数の人から資金を集めるのなら『まず質感を高めねば』」とおっしゃったのではないかと思います。
私が言いたいのは、彼らが「クラウドファンディング」を使ったかどうかが重要ではなく、「事業のコアとなるものやことのレベルが高くないと恥ずかしい」と思われたのではないかということです。
ただ、彼らは自信をもって「資金集め」をなさったのだと思います。
だから今日のパナソニックやホンダがあるに違いありません。
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