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「佇まい」を楽しむ旅 [旅紀行・県民性の謎]

「車中泊」はかなり退屈です。

狭い空間では「寝る」ことくらいしかすることもありません。
キャンピングカーではないですからかなり窮屈です。
車の中には、毛布やクッションなどを多めに積み込んでおきます。
せいぜいラジオを聞いたり、ドライブレコーダーの映像をパソコンに取り込んだりするぐらいであとはお休みタイムです。

多くの場合、「道の駅の駐車場」や「高速道のパーキングエリア」に車は止めます。
特に配慮するのは、「生活者や通行者の邪魔にならないか」「危険個所ではないか」「トイレはあるか」などをチェックしたうえで、なるべく「長距離トラック」あるいは「似たような車」が止まっているところを選びます。
やはり、不用意なところに止めるわけにはいきません。

今回は、国道17号から分かれて国道353号線の山の中のパーキングスペースに車を止めることにしました。
豪雪地帯で有名な新潟県十日町市です。
http://route01.com/r353p4.html
※さすがに「角栄さん」の国です、山の中を走る道路ですがいい道路です。
スキーリゾートの「越後湯沢」やコシヒカリの「南魚沼」などがこのあたりです。

稲刈りの後の心地よい草のにおいが漂ってきます。
IMG_4440②.jpg
この日は、星空を楽しみながら気がつくと眠っていました。
※暗くなると景色が見られないので、初めて行ったところでは夜は走りません。


目覚めると私の好きな「景色」や「佇まい」を楽しむ旅の始まりです。

IMG_4442②.jpg
さすがに大雪処です。
「車庫」や「納屋」の屋根はこんな風に丸くなっています。

ここで興奮したのは、こういう家並みです。
IMG_4443②.jpg
※意外にも家の屋根の傾斜は平坦です。しかも瓦屋根も少ないようです。
「屋根の傾斜が緩やかですね」と聞いたら「どうせ雪下ろしをするから」(本当かなぁ?)と。

3階建ての家も多く、一階部分はコンクリートの基礎のようになっていて「車庫」に利用されているようです。
2階へは階段で上るようになっています。

お年寄りの方に、「階段の上り下りは足に負担がありませんか?」と聞くと、「確かに夏場はしんどいけど、4メートルも雪が積もるので冬はいいよ」と。

家の脇には見たことのない看板が立っています。
IMG_4444②.jpg
P500m もしもしピット
と書いてあります。
意味は分かりますね。。。。
北陸を走る国道にはこの標示と駐車スペースがかなり見受けられました。

新潟でも富山でも道路には「消雪装置」が各所についているのが特徴的です。
やはり、地域の「困りごと」の優先順位がはっきりしているようです。


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