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「自画自賛」のご商売はうまくいかない [仕事についてのエトセトラ]


企業金融の現場にいると「うまくいっている」ご商売と「うまくいかない」ご商売の境界線のようなものが見えてくることがよくあります。


特に「自画自賛」なさるご商売は「うまくいっていない」あるいは「うまくいかない」あるいは「長続きしない」ことが多いようです。

具体的には「うちのは美味しい」「わが社のは売れる」的に「お前が言うなよ」的な自画自賛です。

ご商売には必ずお客さんがいます。
このお客様が「これは美味しい」「これはいい商品」と言っていただいてこそ「売れる」「流行る」「長続きする」のです。

さらに言うと「マスコミ」が囃し立てることの多くも上手くいかないことが多いようです。
なぜかというと「個々のご商売」に悪口(悪評価)をすることはないからです。


私がお付き合いをさせていただいた業績のいい企業経営者の皆さんは「小心」「不安」な側面を覗かせる方がとても多かったです。


どんなに売れていても(流行っていても)、「いつまで続くだろうか?」という心配事と隣り合わせです。

新規出店、新製品の販売等々についても同様です。


いい企業は「評価を直接言ってくれる人たち」を持っています。
首尾よく行かない企業を振り返ると、「とかくYESマンが多い」と言われるようなことは間々あることです。

かつて銀行は「辛口」でした。
今の銀行がこういう役目をどこまで担っているのでしょうか?


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