「子育て目的」の移住でいいのかな? [どう受け止めたらいいのか]
今回の旅では「移住者」の方とも少し話をしました。
興味深かったのは、
●「子育て目的」で移住したが、「子育て」卒業後のビジョンがない
●「田舎暮らし」にあこがれたが、「仕事」がない
●「古い住宅」を買ったが、行政が間に入った相対取引だったため「重要事項」説明が隠されてしまいキャンセルした。
●「空き家」を賃貸したが、トイレ・お風呂などの水回りの使い勝手が悪く転居することになった。
●「空き家」を賃貸したが、近所付き合いがうまくいかず転居せざるをえなかった。
等々、「住むこと」「生活すること」の基本動作のような部分で躓いている人たちも少なからずいらっしゃるようです。
●横浜から移住したという人は「私が東京から来た」とわかると、横浜当たりの思い出話をなさっていました。
「自慢できるほどの楽しかった都会暮らし」をあきらめてまで「田舎に移住」した事情までは流石に聞けませんでした。
地元の方に聞くと「都会生活が上手くいかないから田舎に越してきたのだろう。都会でも田舎でも人づきあいとか経済的な生活基盤は同じだよ。」という言葉が返ってきました。
行政やマスコミの甘い言葉に誘われるだけではやはりうまくいかないようです。
●なぜ移住するのか?
●人生(ライフ)プランを意識したものかどうか?
●経済的なゆとり感をキープできるか?
を詰めて考えることも必要ではないでしょうか。。。。
「行ったら何とかなる」というだけではあまりにも重たいような気がします。
私は仕事のために各地に移住のようなことをしましたが、「こだわりを持たなかった」せいかずいぶん楽しい生活でした。
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