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「自宅介護」か「施設介護」か?~「介護」は産業化されているのか? [どう受け止めたらいいのか]

90歳を過ぎた叔母がいわゆる「老人ホーム」に入所しました。
長らく一人暮らしをしていましたが、ディサービスに行っている時に転び、腰痛などで入院していました。長くは病院においてもらうこともできず従兄弟が申し込んでいた「施設」に空きができたとか。。。。

子供たちと同居する意向もなく、そうかといって一人暮らしを続けられそうにもありません。
いろいろと心配事も多いので叔母が「一人で暮らしたい」と言っても認めるわけにはいきません。


私の父は病院で亡くなり母は自宅で急逝したこともあり今一つ「介護」の仕組みがわかりません。
政府や世の中は「自宅介護」を進めているように伝わってきますが、実状はどうなのでしょう?
街には(地方でも)介護施設の名前の付いた車が各所を走っていますがどういう仕組みになっているのでしょう。


「介護」の問題は他人ごとではありません
いつかは自分も行く身です。

私自身は「自宅で余生」を送りたい気持ちはありますが「介護」が必要となった時に「自宅で介護」というと私自身にも家族にも物心両面での負担も増えてしまいそうです。

経済的には「施設介護」のほうがはるかに負担が多くなるでしょう。
しかしながら「精神的な負担感」の緩和という側面を考えれば「施設入所」という方が自分にも家族にも気が楽なような気がします。


「介護」のことを決めるのは「配偶者」であったり「子」であったりします。
少なくとも「自分」ではありません。


いったい「どういう仕組み」になっているのか
そこのところもよくわかりません。
傍から見ると複雑に見えてしまいます。
介護の現場で働く皆さんの過重労働も多そうです。


ふと思います。
「介護は産業」という形になっているのか? と。。。

「介護」は永遠のテーマですが「産業」という側面でとらえたらもう少し「仕組み」もわかりやすくなってきそうです
「仕組み」だけでなく「経済的な負担」や「公的援助」の状況あるいは「労働の現場」としての位置づけもよくわかるようになると思います。

敢えて「ビジネス」という言葉を使わないのはいわゆる「商業主義」が優先してしまい時期尚早のような気がするからです。


「農業」は産業なのに「聖域」のように考えられてしまったことが「立ち遅れ」を生んでしまったような気がします。
「介護」もそうならないことを祈念するばかりです。


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