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「クレジットカード」のすゝめ [無駄の効用かやっぱり無駄か]

先日のこと、お年寄りに質問されてしまいました。

●今度の消費税率の引上げでは、どうしてクレジットカード利用にはポイント還元があるのか?
●それなら税率を引き上げなくてもいいのじゃないか?
●わたしらのようにクレジットカードを持っていないものには恩恵がなく不公平だ。

というようなことでした。


たしかに短期的に見れば「不公平な感じ」もありますね。

ただし、

1.国家経済的なメリット

偽札使用の防止
・あまり公にされていないけど「偽札」も増えているのですよ

法人・所得税の把握
・現金取引だと売上の計上漏れがありますが、クレジットカードの利用により取引の履歴が明確になります。
・そうなるとその企業の売上がより正確に把握できるようになり「法人・所得税」の徴収基準が明確になります。
・消費税は、「課税売上高が1,000万円以下の事業者は、納税の義務が免除」されているので売上が正確に把握できると、「免税事業者」等の認定がより明確になります。

徴収された「消費税」の把握
・売上の把握がより正確になればお店や企業が預かっている「消費税」額の把握が容易かつ正確になります。
・皆さんが納めた消費税は一度お店や企業が預かることになっていますので、いわゆる「途中で抜かれてしまう」ということがなくなります。

言い換えれば、ご商売をなさっている方々の「ズルは許さない」ということなのです。


2.小売店などのメリット

①カード払いになると「お釣り」が要らなくなり「小銭を揃え」たり「計算間違い」などが減ると思われます。
②レジでのお金のやり取りが簡単になれば、レジの方の負担が減ったり、無人レジなどの導入ができ人手不足解消につながります。
③なお、
・「レジの機械」の入れ替え(導入)が必要な場合は補助金が予定されています。
・将来のことを考えたらこの時期にレジの機械の入替が進みます。
・「儲かっていない商売(お店)」「後継者のいない企業(お店)」などはこれを機会に廃業も視野に入れることができます。
・「廃業」が進めば、「移動販売」とか「より大きなお店への集約化」が進み消費者の皆さんの利便が向上します。


3.銀行のメリット

・商店などのお釣りとなる小銭を用意する作業は銀行には大きな事務負担になっています。
小銭が減れば銀行業務の簡素化も進み、銀行の人減らしによる労働力の放出ができます。


4.消費者のメリット

①クレジットカードにすれば「取引の履歴」が把握できるようになり家計管理がしやすくなります。
②クレジットカードに「限度額」を設定すれば「使いすぎ」にもブレーキがかけられます。
③クレジットカードには「保険」がついていますので「盗難」「紛失」の時なども救済の余地があります。


5.「外国人観光客」対応のメリット

①クレジットカード利用の多い外国人観光客の方などには利便が向上します。
②外国人観光客の利用の多いお店もやり取りがスムーズになると思います。


だから「足下」はなんとなく不公平なようでも「長い目で見ればより大きな効果」があるのです。
等々。。。。より平易な言葉で解説した次第です。


しかも、クレジットカードを持っていない「高齢者の方」などには、他の援助策も設けられる予定ですし、何よりも「消費税」は「医療」や「介護」など高齢者に寄り添う形で使われるのですから足元の不公平感は孫・子のためにも少しは我慢してくださいということだと思います。

商売をなさっている方の「所得」の把握がより正確になることや「消費税の納付」が適正に行われるメリットの方が国民経済的には大きいのですよ。

だからこそ早い機会にクレジットカードの利用を覚えるべきだったんですよ。


などとお答えしました。

このお年寄りからは、「誰も説明してくれなかったことがすごくよくわかった。素朴な疑問が解決した。」と。


(参考)
★消費税の使途(財務省)
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/d05.htm



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