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不祥事の原因は「緩さ」なのか「想定外」なのか? [みんなうすうす気づいている]


相変わらず不祥事のニュースが伝わってきます。

たとえば、

●お相撲さんの暴行事件
●パイロットの飲酒
●データの改ざん

等々、今までにはなかったような「まさかあれほど注意したのに「やはりといった修飾語が付けられるようです。

おそらく「お相撲さんの暴行事件」や「パイロットの飲酒」は昔からそれなりにあったことなのでしょう。
「あれほど注意したのに。。。」という本音が見えてきそうですが、「仕組み」の見直しが不十分あるいは「管理が緩い」事案だったのかもしれません。

「データの改ざん」はある意味デジタル社会の進展でいとも簡単に行えるようになりました。
〇〇大臣ではありませんが「高給職位」の方がデジタルやパソコンに疎いという隙間をついた事案が多く「想定外」と責任者の方は思っていらっしゃるのではないでしょうか。。。。
「知らない」「気づかない」のは偉い人だけ状態かもしれません。


昔々のことですが、粉飾決算をしていた企業が倒産した時、経理部長が「(倒産して)ほっとした」と語ったという逸話があります。

取引のある銀行を3グループにわけ、貸借対照表や損益計算書のような「財務諸表」や「資金繰表」や「銀行取引一覧」や「担保物件明細」を3種類作り、それぞれグループ分けした銀行ごとに毎月提出していたそうです。
今と違いパソコンも普及していない時代のことでしたから、それぞれの資料をつじつまが合うように作成するということは「神業」のようなものだったと言われています。
パソコンがあれば、おそらくもっと簡単な操作だったと思います。


ゴーン日産の件はどうでしょう?
刑事訴追が立件されるかどうかは別として、不具合・不都合はあったようですからどこかにおかしい仕事ぶりもあったのでしょう。
ある人には「まさか」かもしれませんが、あの企業の経営の歴史を見れば「やはり」なのかもしれません。


地方政治の現場でも間違った政策がまかり通っていたり、不正が行われていることもよく報じられています。
あれは「まさか」というよりも、アナログ的な間違いを住民の人たちが気づかないということに起因することが多いようです。




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