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「現状分析」をしない「経営計画」や「政策」は成功しない [裏づけのない経営学]

何かと「平成最後」と形容詞のつくこの頃です。
元号が変わることが予定されている初めての1年を迎えているのですからマスコミ的には「キャッチ―」な言葉なのでしょうが「それがどうした?」と言う側面も見逃せません。

平成の時代というかここ何年かは「カタカナ語」や「造語」がとてもたくさん通り過ぎていきました。
政治の分野では、「マニフェスト」とか「アジェンダ」と言うのもありました。
ひょっとしたら平成生まれの若者ですら使わない言葉になってしまったのかもしれません。


私が一番気になるのは「どうしてこんなに『言葉の遊び』が好まれる時代になってしまったのだろうか?
ということです。



私は長い間「企業の経営ぶり」とつきあってきました。
「成功」した企業、「成功が持続している企業」がある反面、残念ながら「忘れ去られた企業」「世の中に存在しなくなった企業」も数多くあります。


その分かれ目となるキーワードは、
基本に忠実
丁寧な現状分析
の二つです。

そこを出発点に「やり方」とか「商品」とか「こと」や「もの」が生まれてきたはずです。


この「言葉の遊び」は政治特に地方政治の世界にも数多く見受けられるようです。
来年は統一地方選挙の年です。
多選知事の出馬も取りざたされています。
彼らは長きにわたって携わってきた行政トップとして「現状」をどう分析しているのでしょうか?

とかく国の政策で政治を語る方も多いようですが、「地方政治」「地方行政」の中途半端さも検証しないと暮らしはよくなりませんし明るいそして豊かな将来も描けないのではないでしょうか?


年始に当たり「この一年の経営方針」を語る企業経営者あるいは企業幹部の方も多いのではないかと思いますが、「政治のやり方になぞられて経営を見直す」と言うのも一つの方法です。


サステナビリティ」(sustainability)という言葉は私の好きなカタカナ語の一つです。

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