「好きなことを仕事に」するのか?「仕事を好きに」なるのか? [仕事についてのエトセトラ]
時々耳にするのが「お子さんが職を変えた」ということです。
そういう話の多くは、前職より見栄えや待遇が見劣りしているということです。
「見劣り」と言うのは甚だ失礼な言葉遣いですが、もともとよかれと思って就いた仕事なのに「肌に合わない」というか「なじめない」というか「向かない」と言うか。。。何が理由か不分明です。
私のような親世代は「終身雇用」こそよかれと思っている人も多く、親から見ればお子さんの不本意な働き方に憂いていらっしゃる方も多いようです。
親と言うのはわがままなもので、お子さんには
●「五体満足」であってほしいと願い。
●できたら「美男(美女)」であってほしいと願い
●「賢い子」であってほしいと願い
●「運動神経がいい」と願い
●「有名校に進学」してほしいと願い
●進学したら「いい職について」ほしいと願い
●就職したら「そろそろ結婚して」ほしいと願い
●結婚したら「子どもを作ってほしい」と願い
●子どもができたら「次はまだか」と願い
そういうふうにハードルを次々とあげてしまうものです。
現実にはいろいろとうまく行かないことも多いものですが。。。
さてさて「お仕事のこと」です。
かつては、「イヤでも我慢して働く」と言うのが一般的でした。
かく言う私の場合は、
特に好きなことやりたいこととして選んだ仕事ではありませんが、就職してからはその仕事がいやだと思うことは一日たりともありませんでした。
今のように「誉められながら育ったわけでもありません」から「叱られたり、不本意なこと」にぶち当たっても「なにくそ」とか「何とかなるさ」とか「次はうまくやろう」と気分転換をしながらやってきたつもりです。
多くの若い皆さんに伝えたいのは、「好きなこと」とか「やりたいこと」を仕事にできる人はとても少ないと思われますので「その仕事を好きになること」「何とかおつきあいをすること」を意識なさったらいかがでしょう。
僭越ながら「働き方改革」を提案してみました。
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