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観光~「桃太郎」型か「おむすびころりん」型か [旅紀行・県民性の謎]

「観光」「観光」と騒がしい昨今ですが、みなさんが旅行に行かれる時(あるいは戻ってからの評価)の決め手は何でしょうか?

例えば、

桃太郎」型
~「どこどこに行くぞ!」と目的や目標が明確な旅行

行き先も目的も明確です。
まるで「桃太郎が鬼退治に鬼が島に行く」かのようです。

ですから「知識や情報」を仕込んだり、「作戦」も事前に練っておくことが多いと思います。


おむすびころりん」型
~たまたま「通りかかったらおもしろかった」旅行

目的は別にあったのに「たまたま」その地で暮らす人たちが楽しそうにやっていたので仲間に(中に)入ったら楽しい体験ができたようなケースです。

この話を聞いた別の人が訪ねてみると意外にも楽しくなかったりすることは間々あることです。


裸の王様」型
~「なんだかあそこは面白いらしい」的な漠とした情報で動く旅行

テレビやSNSなどを通じて情報を得て「あそこに行ってみたいな」と催眠術にでもかかったかのように行きたくなることもよくあります。
特に「地方自治体」自らが自画自賛的にアナウンスする観光地にありがちです。

しかし、「あそこっておもしろくない」と言う気がしてもなかなか言い出せず、誰かが「あそこは面白くない」と言ったら「実は私もそう思っていたんだ」的なところもあります。



最近は「アベノミクス」「地方創生」等政策支援もあるせいか、日本各地が「観光」という幟旗が風もないのに翻っている状態です。

利益率も低く、非正規労働の温床でもあり、本来なら産業の入れ替わりが必要なのに延命されているだけのような部分も見え隠れします


私はこの一年暇を見つけては各地を車で回りましたが、「カンコー」「カンコー」と鳥が鳴くかの如く叫んでいるところほど立ち遅れが目立つように感じてしまいました。
「観光」「観光地」の質感が高まることを期待するばかりです

「観光」とは「自治体の担当部署や旅行会社が楽しむ」のではなく「お客様が楽しむ」と言うアプローチや切り口がもう少し必要な気がします

そして愚の骨頂は「おもてなし」という名を冠してしまうことです。
そんなものは自然体でいいのです。

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