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「いいところを伸ばす」のか?「悪いところを潰し込む」のか? [みんなうすうす気づいている]

世の中には「いいところを伸ばそう」という人と「悪いところを潰し込もう」という人がいらっしゃるようです。

そしてそれぞれがお互いをよく思っていない(批判しがち)ところも見え隠れします。


昨日はこれってどういうことなんだろう?と考えてしまいました。
特にSNSの投稿などを見ていると立場が極端な方もいらっしゃいます。

「いいところを伸ばそう」というのもわかるし、
「悪いところを潰し込もう」というのも否定できません。


そこで考えたのは、

時期とか段階による

スタート時とか幼少期などの草創期は「いいところを伸ばそう」としないと「小さくまとまってしまう」かもしれません。
悪いところばかり潰し込まれたら「やる気もしなくなって」しまいます。


ところが発展期や円熟期には「悪いところを潰し込んで」いかないと「質感の乏しい」ものになってしまいそうです。

競争社会ではきっと負けてしまうでしょう。


ジャンルによる

おそらく芸術のような創作活動のように好きか嫌いかが評価の基準になる場合では「いいところを伸ばす」ほうがいいかもしれません。

「角を矯めて牛を殺す」という言葉があるように、あまりにも細かいと全体がダメになってしまうかもしれません。


またビジネスやスポーツのように絶えず競争にさらされている場合には、「悪いところを潰し込んで」いかないとお客さんやマーケットはついてこないことが多いようです。

特に中途半端なままではそのうち「飽きられて」しまいます。


人を評価する場合と組織を評価する場合では微妙な違いもあるのかもしれませんが概ねこういうことではないかと思います。


最近よくマスコミの餌食になっている行政組織の場合はどうでしょう。
千葉県で起きた父親からのDVによる小4女児の対応問題の渦中にある「児童相談所」や「教育委員会」あるいは「学校」などの組織の場合、組織の皆さんは日常的にはいいお仕事をなさっていたはずです。
しかし「組織の緩さ」のような部分がもう少し潰し込んであったらこのケースの対応も異なっていたのかもしれません

ことが起きてから「タラレバ」というのはなんだか寂しくなってしまいます


そういえば政治の世界ではどうでしょう?
昨日もどこかの地方自治体の「ふるさと納税」の件がニュースになっていました。
その地域の子どもたちにはどういう説明をなさるのでしょうか?

「困っていること」や「悪いこと」をきちんと潰し込んでいかなければ成功はないという典型例ではないでしょうか。。。。




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