「忙しいと辞めちゃうんですよ」と板前さん [どう受け止めたらいいのか]
「忙しいと辞めちゃうんですよ」
よく行くお鮨屋さんの方がぼやいていた言葉です。
このお鮨屋さんは私がよく行くくらいですから「安くて、おいしく、新鮮」が売り物です。
30年くらい前からこのお鮨屋さんを利用していますが、ここのところインバウンド(外国人観光客)人気もあったりで少し前よりはお客様が増えているようです。
ただ、お店のカウンターには空席が目立ちます。
どうやら「わざとお客様を入れていない」というのが実情のようです。
そういうことをお店の方とお話ししていたら、
●板前さんが足りない
●忙しいと辞めていく
ということでした。
●「板前さん」ですからアルバイトではないはずです。
●30年前と比べても「それほどでもない」レベルです。
私が気になったのは、
「日本人が働かなくなったのではないか!」
ということです。
「働き方改革」という掛け声はいいのですが「仕事のやり方改革」なく「働き方だけ」変えてもうまくいくはずはありません。
実は、もっと気になるのは、
「リーダーから厳しさや緊張感が伝わってこない」
職場が増えているような気がすることです。
「人手不足」時代です。
失礼ながら中途半端な職場には中途半端な働き手しか集まらないのかもしれません。
だから「退職も増え」常時「人手不足」なのです。
賢い消費者は「不必要にお金を使わなくなりました。」
※だから消費が伸びないのです。
中途半端なご商売はおそらくお客が逃げていくでしょう。
実はこのお鮨屋さんも「まぁここでなくてもいいか」的な気分になりつつあります。
代わりにどこに行くかというと「スーパーで売っているお鮨」あるいは「スーパーでお刺身を買って自宅で手巻き寿司」かと。。。。
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