「棄権」や「白票」も立派な投票行動 [みんなうすうす気づいている]
統一地方選挙が始まりました。
立候補なさった方は自らの当選に思いを馳せ、
選挙管理員会は投票率に思いを馳せ、
マスコミは選挙を通じたドラマに思いを馳せ、
というのが相場です。
そういえば有権者は何に思いを馳せればいいのでしょう。
例えば、「成果の出ない多選知事」と「極端な野党議員」しか立候補しないような選挙に投票する元気は出ますでしょうか?
選挙委員会では「投票に行くことの啓発」を行い、「あなたの一票が変える」などと標語を作っているところもあったりします。
「今の選挙制度である限り何が変わるのか?」と素朴に思う方がいたり、
「投票は義務」とまじめな方がいらしたり、
となかなか受け止め方に難しいものがあります。
私はこんな時、「棄権」するか「白票」を投ずるかどちらかにしてきました。
・気が進まない候補者に投票する気もサラサラありません。
・「投票率」が下がることは「立候補者に対するアンチテーゼ」です。
・「白票」も「私が入れたいのはあんたたちじゃ物足りない」んだよ。
どうでしょう。
立派な意思表示だと思いませんか?
選挙制度を見直す時期にも来ているのではないかと思います。
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