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若者は「論理的な話」に飢えている [一人合点の「いい加減な話」]

「近頃の若い者は」という言葉は世の常ですが、さすがに昨今の若者は従来の価値観とはずいぶん異なる方が増えたようです。

ただ、そういう若者たちと話していると気がつくのは、

勉強していない
~ネット社会の弊害なのか知識が浅い

教えられていない
~教える立場の人が「人それぞれ」「価値観の多様化」とばかり言っているようでは教えることはできません

厳しい口調が「パワハラ」になってしまう
~上の立場の人に悪気がなくても、マスコミやまじめな人からは「パワハラ」認定されがちです。
そうなると「君子危うきに近寄らず」的な言動になってしまいます。

親子関係に「畏怖」とか「敬意」という言葉が消えた
~自分の子どもには何も言えなくなってしまいました


こんな世の中のように見えますが、若い人と実際に話してみると、

論理的に手順を追って説明すれば納得が早い

クイズのように「あなたはどう考えるのか?」と聞くと興味が維持できる
※ただし考える時間を短時間にして置かないと嫌われます(質問はするけど早めに答えを教えるということ)

「具体的な話」や「たとえ話」で例示すると説得力がある

ということが見て取れます。



そして彼らの口からででくるのは、

そんな風に話しかけてくる人が少ない

そんな深い話を知っている人はいない

ということです。


ベテラン(特に人生のベテラン)が活躍できる場所の一つにこういう分野があるのですが、「話し方」に課題のある人が多いようです。



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