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「あんたスピードを出し過ぎだよ」~「あおり運転」に思うこと [みんなうすうす気づいている]

車のことを「走る凶器」と呼んだ時代がありました。


最近は「交通事故件数」や「交通事故死者数」が減ってきたことや、車を運転しない若者が増えたことなどから、「車」の位置づけがずいぶん変わってしまったようです。


昔はそんなに「不便」という言葉が今ほどには使われなかった地方においては「車がなければ暮らせない」とまで言われてしまうようになってきました。

どこかにおかしいところがあるはず。
「車」の普及率に伴って「公共交通」の不便化がずいぶんと進んでしまいました。
「鶏が先か卵が先」かよくわからないように、「不便だから車が必要なのか?」「車が普及したから不便になったのか?」という議論もあまりなされていないようです。


高齢者による重大事故が増える昨今にはそういうことの深堀も必要です。
にもかかわらず「たいへんだぁ!」が先行してしまうのが日本社会の特徴かもしれません。


ところでこのGWには、今はやりの「あおり運転」被害を受けてしまいました。
地方の一桁国道を走っている時、後ろの車に車間距離をずいぶん詰められてしまいました。

たしかにゆっくり走っていましたが、少なくとも制限速度は超えていました。
にもかかわらず、「ハイエース」が無謀なほど距離を詰めてきたためやむなく待避所のようなところに車を止めてうっちゃることにしました。

さらには緑ナンバーの営業トラックが車間を詰めてきます。
頭に来たので、窓から「デジカメ」を出して後方を写すかのようなポーズをとってみました。
実際にシャッターを切るほど器用でもないのですが、驚いたことにこの緑ナンバーのトラックはみるみる速度を落とし十分な車間を取ってくれました。

そうは言っても、待避所に止まり追い越してもらいましたが、「そんなにスピードを出さなくても」「まぁ働いている人は時間に無駄を作りたくないのかな」などと思ってしまいました。

※一桁国道と言っても「片側1車線の対面通行」の場所でした。


「働き方改革」もいいのですが、もう少し「スピードを落とす」仕事の仕方を考えることも必要ではないでしょうか。

車の運転しかり、減ったとはいえ事故に遭われた方やご家族の悲しみや口惜しさは同じ重みがあるはずです。


昨今の交通事故の多くが「スピードさえ出していなければ」というのが最大の後悔になってしまったのではないでしょうか!


※こんな記事を書いたこの日、滋賀県で園児多数が被害にあう事故が起きてしまいました。
「スピード」さえ出していなければ。。。。
無念です。

https://matomedane.jp/daisuke/page/28919


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