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「地方は車がないと暮らせない」という人たちへ [みんなうすうす気づいている]

相次ぐ「高齢者の車事故」報道のコメントとして、「地方は車がないと暮らせない」という話が必ず出てきます。


ほんとうでしょうか?

公共交通が不便」「農作業ができない」というのがその主因のようですが、今から50年前はどうだったのでしょうか?

地方と言わず東京などの都市部でも「自家用車の普及率は低かった」はずです。

自家用車がない代わりに公共交通が充実していたのです。


「ニワトリが先か?卵が先か?」のような議論ですが、自家用車の普及とともに公共交通(バスや鉄道やタクシー)は衰退し、今では
「自転車のように」
「一家に2台以上」
自家用車が使われているというのも実情です。

思い切って「車をやめて公共交通を使えば」と言いたくなります。


少し考えなければいけないのは、

人口減社会であり大型バスは不要⇒ミニバンタイプのバスで可

いや、ミニバンでないと玄関先までは来てくれません。
「自宅からバス停までの距離」の遠さも地方の高齢者には大きな苦痛なのです。

高齢化社会であり、日中は毎日走らせなくても可 (利用状況に応じて便数を増やす)
※「病院通い」や「買い物」がメインだからです

女性運転手を活用する
※かつてと違い、コンビニや公共施設などトイレも増えました。女性が従事する必須条件である「トイレ」条件も解消されてきました

農作業用にはスピードの出ない「電動トラック」を用意する

と言った議論も必要であるということ。


自動車メーカーにはお気の毒ですが、

●超高齢社会
●人手不足社会
●便利すぎる社会

と言った社会構造の変化を踏まえると「仕方がない」から「こういうやり方もある」に切り返していく必要もありそうです。


「公共交通の進化」こそ「高齢者の自動車運転」問題の優先課題ではないでしょうか!

「便利」が広まれば「公共交通」回帰も期待できるはずです。


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