「人それぞれ」は「がんこ」と隣り合わせ [どう受け止めたらいいのか]
私の嫌いな日本語の中に「人それぞれだから」という言葉があります。
仲間内でも何かの話題になっても「人それぞれだから」と最終的な結論を避けてしまう人がよくあります。
先日は、ほぼ一日をこういうタイプの方と一緒になりました。
いろいろな話題に「人それぞれだから」と結論をはぐらかそうとしてしまいます。
そういう時の「場」の雰囲気は「シラケてしまう」の一言です。
「そういう考え方もあるね」とか「それもいいね」とか「そっちの方がいいね」と素直に認めたり「こっちのほうがいいよ」意見したりすればいいものを、なかなか素直になろうとしない様子です。
「つきあいにくい」「この人にはこの手の話は言っても無駄だ」と周囲は慮ってしまいます。
こういう人って「どういうタイプの人だろう?」とふと気がついたのは、
「がんこ」なだけ
ではないかと。
だから、有力意見を認めたくないということで「人それぞれだから」になってしまうようです。
「こだわり」も「他の人の意見の尊重」ということも必要ですが、素直になれない人が「人それぞれ」だからとお使いになるのかも。
自説を曲げないことも必要ですが、比較して合理的な結論に賛同することも人づき合いの極意のような気がします。
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