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「相続登記」を自分で [小金をためるコツ]

放置していた実家の相続登記を申請しました。

もちろん自分でやりました。
ネット社会のメリットというか「法務省」や「法務局」のホームページには「オンライン申請」のことが詳しく書いてありますので、根気強くやれば自分で十分できます。

まず、「どうして自分でしようと思ったのか?」というと、

父が死亡したのは20年数年前のことで、その間母も亡き人となってしまいました。
その都度、相続の協議書は作っていましたが、不動産の登記まではやっていませんでした。「いつかやらなければ」が肩に重い荷物のようになっていました。

今やらなければ、相続手続きが面倒になってしまう。
「空き家」とか「空き地」の所有者不明と言ったニュースがよく流れています。
「所有者が不明」なのではなく、「相続登記」が未了のため「当事者が不明」になってしまうことのほうが多いはずです。
そういうことのないように遅まきながら「今だ!」とやる気になりました。

「司法書士さんに頼むと手数料が高い」から自分でやることに
少し要領が必要ですが、司法書士さんに頼むほどでもありません。
自分でやれば〇万円レベルの節約になります。(時間コストを考えるのはやめましょう)

最寄りの法務局で事前相談」をしておくと丁寧に教えていただけます。
ただし、ある程度は「書類を揃え」「書類を作り込んでおく」ことが必要です。

主な必要書類は、

申請書(自作)
※「申請書」には相続人(引き継ぐ人)の住民票が必要です。

相続関係説明図(自作)

●被相続人(死亡者)の戸籍謄本(生まれてから死ぬまで)~区市町村役場にて
※わが家の場合は、母のものも必要でした

相続人の戸籍抄本~区市町村役場にて

相続協議書(または証明書)~ひな形も法務局で教えてもらえます
※金銭、預金、不動産など別々に作っておくと「登記」の時に楽なのと情報が拡散しません。
「協議書」や「証明書」には当事者の印鑑証明書が必要です。

固定資産評価証明書~区市町村役場にて
※これがすべての出発点です。



「go.jp」(お役所)のサイトでお勉強しましょう。

◎法務局のサイト
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html

◎名古屋法務局のサイト
http://houmukyoku.moj.go.jp/nagoya/static/fuannai.htm

◎登記ネット
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/toukinet/top.html



まずは、
●「不動産登記証明書
※法務局のサイトで申し込むと割安です。

●「固定資産評価証明書
※この書類が登記の出発点です。区市町村のお役所にお尋ねください。



ただ、それなりの事前準備は必ずなさった方がいいと思います。
そして、相続発生前から準備しておくこともいいかもしれません。
さらに、法務局のご担当の方と仲良くなっておくとスムーズに運びます。彼らは「権利の番人」なのですから低姿勢で取り組まれることが得策です。

とりあえず、お近くの法務局を訪ねてみましょう。




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