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「氷河期世代」って何? [どう受け止めたらいいのか]

最近よく聞く「氷河期世代」。
急に出てきた言葉なので私にはよくわかりませんでした。


厚生労働省によると、

概ね1993(平成5)年~2004(平成16 年)年に学校卒業期を迎えた世代を指す。
その中心層の35 歳~44 歳
●「正規雇用を希望していながら現在は非正規雇用で働いている者」は約50 万人
(35 歳~44 歳人口の3.0%)
●「非労働力人口のうち、家事も通学もしていない者(就業を希望しながら、様々な事情により求職活動をしていない長期無業者を含む)」は約40 万人
(35 歳~44 歳人口の2.4%)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06487.html

彼らの特徴を見ると、
●この世代の一部はいわゆる「団塊ジュニア」と重なっている。
●彼らが就職に臨んだ時がたまたま景気後退期に当たっため就職に恵まれなかった。
●この頃は「自由な働き方」のようなものがもてはやされ「非正規労働」を自ら選んだものがいる
というようなこともあるようです。


大手企業に就職したこの世代の人たちの多くはその後「転職」ブームの主役となってグレードアップした職業に就きなおした人も多かったように記憶しています。


マスコミは今の現状だけで「たいへんだ」「被害者だ」的な伝え方をするかもしれませんが、「いつまでもモラトリアムが続いている人たち」という側面も見逃せません。


今は国を挙げて対策を講じているようですが、彼らに必要なのは、
●職業訓練を通じた得意分野づくり
●得意分野を活かす職業訓練
●「豊かな」育て方をされた「甘えの構造」の見直し
●プライドを捨てさせること
がセットでないとなかなかうまくいかないような気がします。


「就職氷河期世代」の主役の皆さんのお気持ちまでは察することができませんが、彼らが労働市場に出てきたら極めて頼もしい戦力になるはずです。
人手不足」なのですから。

「がんばる」ということが彼らに伝わるといいのですが。。。。


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