SSブログ

「過去の自慢話」よりも「将来のゴール」を語ろう [仕事についてのエトセトラ]

ご商売がうまく行っていないタイプの方とお話しすると必ず出てくるのが「過去の武勇伝」です。
「過去の苦労話」ではありません。


「武勇伝」と「苦労話」の何が違うのかと言うと、
●「武勇伝」はややもすると「どう押し切ったか」になりがち
●「苦労話」は「どう乗り越えたのか」という今日の礎話になります


「武勇伝」に固執なさるタイプの方には「そこで時間が止まってしまっている」感じがします。
ですから「酒席の肴話」になりがちです。

「苦労話」を控えめにお話になる方には「企業運営の次のゴールを目指す」意識が明確です。


温故知新」という言葉があります。
文字通り「故(ふる)きを温(たずね)て新(あたらしき)を知(し)る」ということです。


今度はこういうことをやろうと思う。
でも、過去こういう苦労をした。
その苦労をこのように乗り越えたから今日がある。
だから過去の苦労や失敗を意識したり大切にしながら明日を目指す。

とおっしゃる方のお話は面白くてわくわくしてきます。

「酒席の肴話」の巧拙もこういう話の組み立てで決まってきます。
企業トップ、チームリーダーになろうと思うのなら「武勇伝」ばかりでは人はついてこなくなるはず。


たとえて言うなら
●「若い時はよくもてた」「振った女は〇〇人」という話のつまらなさ
に比べ、
●「若い時はもてなかった」「今の彼女が拾ってくれた」「だから彼女を放したくない」「彼女に逃げられたらもう誰も相手にしてくれない」
という話でしょうか。

不幸話、苦労話から入ったのほうが親近感がわきや誠意が伝わって来るものです。

新年会やその後の二次会での話題にはご注意を。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント