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「稼ぐ」という発想のない地方 [みんなうすうす気づいている]

ここ何年か「旅」ばかりしています。
・・・・今まで十分働いたので少しは遊ばさせてください。


全国各地、「旅すればとてもいいところ」はたくさんあります。
が、「そこに住むのか?」と考えるとやはり考えてしまいます。

地方にけば行くほど「頑張っている」らしい人はたくさんいらっしゃいますが、今まで私が銀行員としてみた「成功者」の失敗・成功体験とはどこか違うのです。

一言でいえば「ゴールがない」{稼ぐという発想がない」というのが最近の地方で頑張っているとかという人たちの平均的な姿です。
そこには「補助金」という影も見え隠れします。


「地方創生」という政策が登場してから「成功した」「うまくいっている」という話は聞いたことがありません

テレビなどのマスコミが「こんなものができた」「こんなことをやっている」と囃し立てたところで、
資金調達の状況はどうだったのか?
●そういうことで儲かっているのか?
●それで暮らして行けるのか?
というそもそものところは触れていません。


若い人が出ていく」「人口が減る」という大きな原因はこういうところにあるのです。

「地方創生策」というのは「地方が自立していく」ための支援策ではあっても「点滴のような栄養剤」ではありません。

「補助金が点滴」のようになっていては「肉付きのいい」あるいは「しなるような」身体つきはいつまでたってもなりません


地方自治体の長の選挙の時に特徴的なのは「補助金を取って来る」と言ったようなことが争点になっていることです。
点滴をするための「栄養剤」を確保するだけの地方トップではその地方がよくなるとはとても思いません

マスコミでちやほやされるような「地方創生」とか言われている具体策も「住民の生活が豊かになる」ということとはずいぶん距離があるようです。


もっともがいていい汗かいてください
クーラーのよく効いた部屋で「暑いなぁ!」と言いながらアイスクリームを食べる時のような汗ではこの国は豊かにはならないはずです。


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