SSブログ

「学校再開」と「先生たち」 [新型コロナ]

昨夜のNHKの「ニュースウオッチ9」は「学校再開」について報じていました。

学校再開に当たっては文部科学省が指針を作り、「学校現場でワークするか実状・実態まで刺さり込んでほしい」というような趣旨の取りあげでした。

学校再開指針」は、

換気の悪い密閉空間で、多くの人が密集し、近距離での会話や発声が行われるという3つの条件が重なるのを徹底的に避けるため、換気の徹底近距離での会話の際のマスクの使用などを明示しているほか、感染者や濃厚接触者と特定された児童・生徒は、出席停止の措置をとるなどとしています。

というもののようです。

読売新聞(2020.3.24)の記事では、

学校再開の指針は
〈1〉換気の悪い密閉空間
〈2〉人の密集
〈3〉近距離での会話や発声
――の3条件が同時に重なる場の徹底的な回避を求めた

具体的な取り組みとして、
▽毎朝の検温と風邪症状の確認
▽マスク着用
▽教室のこまめな換気
――などを例示した。
・入学式や始業式、部活動でも3条件が重ならないよう求める。
・給食時に机を向かい合わせにすると飛沫(ひまつ)を正面から浴びてしまう恐れがあり、避けるべきだとした。
・一斉休校に伴う学習の遅れを取り戻すため、補習や家庭学習を適切に行うことも要請した。

とも。



NHKのニュース番組では、杉並区にある小学校を取材していました。
勉強の遅れは何とかなるものの、
●遠足を下期に先送ると児童のストレスにつながる
●窓を開けると「砂」が入ってくる
●給食の時に「声」を出すなというのは難しい
●マスクもいずれ不足する
等々、負担増や苦労を校長先生がご説明なさっていました。

頭が下がります。


ただ、ある日突然起きた「東日本大震災」や「台風災害」などの時に比べれば相応に弾力対応ができそうです。

普段の学校生活の中で培ったノウハウや工夫をもってして「これで行こう!」と言い切るような逞しさが先生たちの言葉の中に伝わってきません


ある大学の先生は、

「休校要請はいきなりだったので、今回、新学期まで時間がある中、方針を示したことは評価できるが、内容的には現場任せとなっていて、学校の不安は非常に大きいのではないか」

と。


NHKのキャスターは、

現場任せではなく、現場の実情・実態に踏み込んだ文科省の取り組みが必要」といった趣旨のことをおっしゃっていたようです。


うーむ。。。。


ある時は「一律的に決めるな」と批判され、今回は「現場任せではなく」というのもいかがなものかという印象があります。

今は有史以来まれにみる特別な対応が求められています
学校の先生も「危機意識」をもってことに当たられることが必要ではないでしょうか?
「働き方改革」をおっしゃるのなら「日常的に仕事のやり方改革」をしていかないと「臨機応変な取り組み」など出来っこありません

ニュースに映った学校の先生たちの話しぶりを見ていると「やさしいなぁ」と思ってしまいました。

子どもたちも「貴重な経験のできるいい機会」として向き合うことがあってもいいのではないでしょうか。。。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント