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マスコミの戸惑い [新型コロナ]

タレントの志村けんさんが新型コロナの陽性で入院されたとか。

テレビ業界ではあってはならないことが起きたのかもしれません。

厚生労働省が言う「ノー3密」
(1)換気の悪い“”閉空間
(2)多数が集まる“”集場所
(3)間近で会話や発声をする“”接場面

テレビ番組を見るたびに、特にスタジオトーク(バラエティ)番組を見ると、
「密閉空間」で「密集場所」で「密接場面」の3条件がそろっているようです。


しかも、

1.「新型コロナ」について

もう少し呼びかけをしたらいかがでしょう。
「人命」が一番のはずです。

中には安倍総理や小池知事を批判するものまであります。
少なくともこの二人は「新型コロナウィルス」については立場相応に対応されているのではないかと思います。

日本は他国のような強権国家ではないことを考えれば「よくやっている」という評価をしながらもっと協力すべきではないでしょうか。


2.「オリンピック」の延期について

多くの国民が言いたくても言えなかったこと「オリンピックを延期したら」。

マスコミの中には「延期」あるいは「延期方法」についてご不満な報道ぶりのところもあるようです。
だれよりも「大人の事情」をご存じで、今回の「大人の対応」をもっと評価してもいいはずです。
今の新型コロナの混乱程度を見る限りでは「オリンピックは開ける」のかもしれませんが、日本以上に世界各地ではたいへんなことになっているようです。
そんな状況では各国が選手を送りこむことすら困難かもしれません。

そう考えれば、今の段階ではぎりぎりと詰めた議論はできないはずです。


3.「経済対策」について

新型コロナに起因する経済上の不都合
~新型コロナが終息すればもとに戻るはずです。

オリンピック延期の不都合
~「経済損失が〇兆円」などと囃し立てる向きもありますが、
・「実損」と「逸失利益」の区別もよくわかりません
・2020年という単年度の損失はオリンピックが開催されれば開催年度の「経済利益」となることの説明がありません
・それどころか「オリンピックが終わった」後の経済状況が伝わってきません。今の伝え方では「オリンピック」という一過性の経済要因の説明でしかないからです


おそらく「経済の不都合」は、新型コロナとかオリンピックと言ったことが原因ではなく「構造要因」(そもそも企業の経営ぶりが悪い)という状況下「新型コロナ」や「オリンピック」が引き金を引いたということの場合が多いようです。

●「インバウンド」にシフトしすぎた
●「アベノミクス」も日本経済の構造を変えるには力不足
●「地方創生」に至っては笑い話状態
ということを今までマスコミが指摘してこなかったことにも触れなければいけません。


4.「テレビ局の仕事がなくなる」不安

深堀すると、
●ついにタレントが発病したという不安
●オリンピックや興行やスポーツ中継がなくなることの不安
●裏を返すと「番組が作れない」「番組の穴埋めができない」不安
が顕在化してしまいます。

世界や日本を語る前に自らの足元を語らなければいけないという不安が起こっているのかもしれません。


危機に直面した時、マスコミ(特にテレビ)は何と力弱いことでしょう
彼らの報じていることをどこまで信用していいのかという気にもなってしまいます。


先週末の3連休の人出具合を見ていると「マスコミはあまりにも無力で見当違い」ということを自ら証明していたような気がしてきそうです。


放送ができない恐怖」にテレビマスコミは戸惑っているのかもしれません。



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