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「経済」「景気」を語るよりも「経営」を語ろう [鈍感日本人への警鐘]

新型コロナウィルスの影響(いわゆるコロナショック)で、「明日のお金もない」的な投稿を読み上げたりコメンテーターが大騒ぎする番組が増えてきました。

本当に現実の世界ではそんなことが起こっているのだろうか?
と思ったりもします。

なぜなら、ほんの数か月前まで、

人手不足
後継者不足

働き方改革
育児休業

等々、企業経営(ご商売)がうまくいっていなければできないような話が多かったものですから。
「あれはどうなった?」状態です。


新型コロナで
●インバウンド需要が激減した
●「巣ごもり消費」は派手な消費を抑制した
●中国経済のストップで部品・部材が入ってこない
といった事情もあるのでしょう。

でもしかし、そういうリスクはかねてから内在していたはずです。
それが「新型コロナの激震」で表に出てきたと言えます。

そもそも企業経営(ご商売)には、
波がある
寿命は20年程度
商品寿命や人気は短い
という宿命があります。
それを克服しながら「汗」や「知恵」や「工夫」で永続していくのが「あきない」(商い)だったはずです。

こじつけの話をすれば、「商い」は「飽きない」に通じ、「只」を封じ込めて儲けて立つという字です。

派手に報じられた企業活動も「実は儲かっていなかった」「儲けが備えになっていなかった」ということかもしれません。


世の中には「経済」や「景気」を語る方は多いのですが「経営」を語る方がずいぶん減ったなぁ!と思っていた矢先のコロナショックのような気がします。


「地方創生」や「ふるさと納税」に私が冷淡なのは「商い」とか「儲け」というエッセンスが入っていないからです。
●税金で補てんされてばかりようなことをビジネスと呼ぶのはいかがなものか?
●税金で給料をもらう政治家や公務員が力を入れることをビジネスと呼ぶのかどうか?


私が今回のコロナショックの「経済対策はゆっくりやればいい」という主張するのは、
普段から体力を鍛えていない人たちに急に「大量のお薬」を与えてもうまくいかないということ
「手術」をするなら症状や基礎体力を見極めてからやるべき
と思っているからです。

明日吐血するという人がいたのなら応急手当を行い、症状と対策を見極めることの方が重要です。

何よりも「新型コロナ」から来る発病をくい止め、病気の治療に専念する方が優先です。


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