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「お肉券」とか「お魚券」のこと [新型コロナ]

自民党が新型コロナウィルスに伴う経済対策の一つとして「お肉券」とか「お魚券」というのを検討しているというニュースが流れた時、私は「そんなバカな」と思ってしまいました。

ところが時間の経過とともに「それはいい案かもしれない」と思うようになりました。


理由はというと、

今回の「経済対策」は、「生活支援」と「経営支援」の両方の意味を持っていること。

産業振興(支援)という意味合いで考えれば「畜産」や「漁業」というのは後継者も減り厳しい職業である反面、日本社会から衰退させてはいけない産業であること。

「和牛」とか「高級魚」は一般人はなかなか口にできないこと。

があげられます。



昨日もあるラジオ番組では、進行役とコメンテーターが「あれは不公平だ」と笑いながら反対の弁をを述べていました。

他方、「銀座の飲食店」や「居酒屋」は大変だというようなことも解説していました。


「飲食店」や「居酒屋」というのはいわゆる「水商売」です。
長年ご商売をなさっている方なら、相応に資金的な蓄積もあるはずです。
いや、なければいけません。
私のように、「社交」もしなければ「お酒」も飲まないものにはどうでもいいことです。


「畜産」や「漁業」というのは誰でも立ち上げられる商売(産業)ではありません
「不公平」と笑っていいのでしょうか?

「経済・経営支援」というのは産業の保護・育成という役割もあるはずです。


今回の「経済対策」を見る時に気を配らないといけないのは、

外出自粛なのにどこで使うのか?
「月末のお金がない、家賃が払えない」と言う人に10万円位あげても来月はどうするのだろう?
ここは「準生活保護」制度でも作ったほうが生活支援にはなる。
そして、
パチンコ・競馬などのギャンブル
反社会的勢力
にお金が回らないように。
ということです。


足元の「生活支援」と長期的な「産業支援」とを分けて考えなければいけないはずです。


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