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「国会議員」の「数」と「立ち位置」を問え! [新型コロナ]

新型コロナでクローズアップされたのが「知事」の仕事ぶり。
反対に呆れられたのが「国会議員」の立ち位置。

ネットなどでは、

●国会議員は地方の仕事をするのではなく国政を考えるのが仕事
●みんな選挙に行こう
選挙に行かないからああいう人たちが選ばれてしまう

等々とも書き込まれていました。


しかし、いざ選挙となると、

小選挙区制のため必ずしも自分の選びたい候補者がいない
●小選挙区制のため第2順位の得票した候補者は当選しない
●ポスターや公報を見ると「中央とのパイプが太い」「地方創生」等々が前面に出ています
●「あの道路は〇〇さんが作った」的な評価を受けるのも国会議員の方です

つまり「国政」と言いつつも「地元への資金誘導」みたいなことで評価をされてしまうのです。

これでは「国政」「国のあり方」を論じる人たちが「いかに地元を潤したのか」が基準で選ばれてしまうということになってしまいます。
しかも「選びたい人はいない」という現実を伴いながら。

結果、「天下国家」を議論する人は地方からは生まれない(立候補できない)ということにもなってしまいます。
あの先生は地元のために何もしない」と言われてしまうだけです。

つまり、国会議員はこんな具合で選ばれているのです。


もし、
国会議員の数がもう少し少なかったら(例えば半分だったら)
もっと選挙区が広かったら(例えば都道府県域を越えた「〇〇地方」と言うブロックだったら)

などと考えてしまいます。


国会議員に理想を求めるのは可能ですが、今の選挙制度で皆さんの思う人が当選する余地があるでしょうか?


今の自民党には「ポスト安倍」の人材すら見つかりません
今の野党には「反対」や「批判」や「あらさがし」をすることはできても「国をどうするのか」と言うビジョンが見えてきません


こんな記事も見ました。
ある地方の保守系の国会議員候補として「おじいさんが国会議員だったタレントを推す」動きがあると。
小選挙区ですからもし彼が立候補したならおそらく彼は当選するでしょう。

人材を語る前に「議員定数」や「選挙制度」を吟味、議論しなければいけないようです。


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