SSブログ

「木を見て森を見ず?」の菅首相 [少し政治的な話を。。。。]

世のなかには「木を見て森を見ず」と言う言葉があります。
意味は私が説明するまでもないことだと思いますが、菅政権になってふと頭をよぎるのがこの言葉です。

昨夜のNHKの「ニュースウォッチ9」に生出演された姿にもそういう印象が強く漂います。

番組では、昨日行われた菅首相の「所信表明演説」を受けて、

新型ウィルス対策と経済の両立

デジタル社会の実現

温室効果ガス削減

活力ある地方

社会保障

震災復興・災害対策

と列挙した背景をバックに菅首相がお話しなさっていました。


うーん!
菅首相の政策が奏功したときにはどんな日本の姿が描かれるのでしょうか?

・ハンコ (お役所仕事の見直しの中でそっとやればいい)
・デジタル (マイナンバーカードの位置づけ次第)
・日本学術会議 (理屈のすり替えに終始する議論)
・携帯電話料金の引き下げ (キャリアを変えないと安くならない)

等々、各論が細かすぎる点が気になります。
当たり障りのない評価でいえば「具体的」とおっしゃる人もいらっしゃるようですが。。。。


「アベノミクス」「1億総活躍社会」「女性活躍社会」「地方創生」等々と総論が得意だった安倍首相の場合は「森を見て木を見ない」色彩がとても強かったような気がします。
その結果、自分の好きな木だけは育て、結果として何年経っても森の姿を形作ることはできなかった政権でした。


気になるのは、一昨日(2020.10.25)の読売新聞(朝刊)の「地球を読む」では、

脱炭素 合理的な原発利用

と葛西敬之JR東海名誉会長はおっしゃっています。

原発は燃料費も安く、安定供給も可能だ。国内の技術で建設・運用されており、国産の主力電源の性格を持っている
と。


菅首相、政府与党、野党、マスコミなどに言いたいのは、「なにごとも推進するもよし、批判するもよしだけど、日本の発展を支えてきた技術立国の精神を忘れてはいけない」と言うこと。
税金頼みでは明るい未来社会はないのではないでしょうか。
改革よりも改善でいい

なぜかワクワクしない今日この頃です。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント