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勝てない巨人に学ぶこと [裏づけのない経営学]


巨人が勝てません。
試合運びも今一つすっきりしません。

勝利数だけで見れば名将と言われる原監督をもってしてもチームの戦い方はちぐはぐな状況です。

なぜでしょう?
・ケガ人がいる
・調子の出ない選手がいる
・期待した外国人選手が機能しない
等々理由はいくつでも考えられるでしょう。


しかし、どのチームも事情は一緒です。
勝っている時、上手く行っている時と何が違うのか?
誰しも(どんな商品)でもいつまでも長続きするものではありません。
好不調の波というのも必ずあります。


企業組織、政治体制でも同じです。
はまった時は強いけど、一つでもバランスが崩れると上手く行かなくなるものです。


アベノミクスがそうでした。
観光政策がそうでした。


当初は期待感もあり上手く行きそうでした、壁を越えられません。
そういう壁の多くは、
・最初から限界が見えていた
・途中から限界や事情変化がわかってきた
ものが多いはずです。


今の巨人の特徴は、

監督以外の番頭さんの姿が見えません
・おそらく口をはさむ余地がないのでしょう
・そもそも番頭さんがいないんでしょう
・人事異動(降格)が多すぎます

選手の使い方もよくわかりません
・好き嫌いによる起用が明確すぎます
・降格人事の横行はやはり選手は余裕をなくします
・年棒査定の時にやることを日々やっているようなものです
・個人記録にこだわりだすとチームリーダーの価値がなくなります

マスコミの評価が定まりません
・ああでもないこうでもないばかり
・建設的な批判がありません
・記事が売れるための極端な評価が続きます

さてどうでしょう。

政治組織、企業組織、チーム組織それぞれの組織運営には共通なものが多いはずです。
YESマンばかりだと逆回転し始めたら歯止めが効きません。

対策はと言うと、
汚れ役もできるしっかりした「番頭さん」を置くこと
「低い目標」に作り直し、都度「目標の引上げ」を行うこと
●悪しきボスを排除すること
が考えられます。


半沢直樹や渋沢栄一のような人材はそんなにはいないということも知らなければいけません。


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