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「地方創生」が上手く行かない理由 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

かつて花形だった「地方創生」という政策。
先の自民党総裁選挙でも今の衆議院議員選挙でも「地方創生」という言葉はまず聞かれません。

「地方創生」命だった石破さんですらおっしゃっていないはずです。


なぜ「地方創生」という言葉がもてはやされたのか?と考えてみると、
政治家にはとにかく都合のいい税金バラマキ政策だった
将来性についての脇が甘いビジネスでも「地域活性化」のような修飾語が巧みな方には好都合だった
ことが大きかったのでしょう。


逆に、なぜ「地方創生」という言葉が使われなくなったかと言うと、
上手く行った事例がない
その事業のリスクと課題の評価がなくお金ありきだった
非正規雇用の温床になってしまった
そもそも「地方創生」という言葉の意味がよくわからない
ことがあげられるでしょう。


今度の衆院選の特徴は「施し政策」のオンパレードの様相です。
「もらう」よりも「稼ぐ」ほうが気分がいいはずです。


「成長と分配」という言葉が踊っていますが、
「所得不足を補う」という考え方

「所得の底上げを図る」という考え方
の微妙な違いがあります。
ここを読み取らなければいけません。


そして「今ある社会保障政策」「今はない社会保障政策」が語られないところに一過的な政策のニオイがしてしまいます。


クワバラクワバラ


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