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産業革命に乗り遅れた日本 [どう受け止めたらいいのか]


今回の参議院選挙の報じ方を見ていて思うのは、
暗い
未来がない
足元の人気取り
というのが特徴的ではないでしょうか?


雇用
物価高
最低賃金
消費税減税
等々に光が当たっているようですが、何かを解決するようなわくわく話はありますか?
なんとなく高齢有権者の人気取りのような響きもあります。

確かに今の日本が置かれている状況には
・コロナ
・ロシアのウクライナ侵攻
・半導体不足
・資源高
・円安
など盆と正月が一度に来たようなところもあります。



しかし、心配なのは産業政策
こういう言葉を使う政党もマスコミもありません。


1昨日のWBS(テレビ東京系)では、
食料品の輸出商談に活気
made in Japan 人気
があるようです。


食料品と言えば「農業」が代表的です。
しかし
「生業的百姓農業」による後継者難と耕作放棄化
移住とか自由な生き方の対象化
になっていることがよく伝えられています。


おそらく安倍・菅の9年はこういう産業政策に力が入っていませんでした


「産業革命」と言えば18世紀~19世紀的な古臭さもありますが、今も産業革命は起きているのです。

産業革命の特徴には、

1.垂直分業(付加価値の高いビジネスを自国内に残す)
2.水平分業(平均的なモノづくり企業は発展途上国に拡散する)

ということです。

日本のものづくりはある時から積極的に海外進出をしました。
・海外で安く作って日本に持ち込む
・外ー外ビジネスを志向する
(海外で作って海外マーケットに販売する)
・関係グループがセットで海外進出したことからアセンブリー(組み立て)工程も海外で行うしかない状況になってしまいました。

悩ましいのは「モノづくりノウハウも技術も」日本から流出してしまいました。
GAFAのようなプラットフォームもありません

「観光」「飲食」などに力を入れているうちに日本のガラパゴス化がますます進んでいるような気がしてしまいます。






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