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「トーゴーサン」と「クロヨン」と「減税」 [どう受け止めたらいいのか]

今度の参議院選挙の争点の一つが「消費税減税」です。

政党によっては「税金というのは生きることにかけちゃだめですよ」とおっしゃる議員さんもいらっしゃいます。
それなら「所得税」もかけてはいけないでしょう。
自宅にかかる「固定資産税」も同様です。
いっそのこと「租税廃止」を提案なさったらいかがでしょう。


どうも理屈優先で論理が空回りなさっているようです。
「公平な税制で大企業や富裕層から取れ」とも。


選挙の票欲しさにおっしゃるのなら稚拙すぎます。
所得税の負担割合が、サラリーマンは9(ク)、自営業者は6(ロ)、農業所得者は4(ヨン)となっており、不公平が生じていることを示す俗語。トー(10)、ゴー(5)、サン(3)も同様の意味。負担割合の問題は、2つの観点から考えるべきである。
(imidas「時事用語辞典」より)
つまり「所得の捕捉」があって初めて富裕層は決まるのです。

コロナ禍では
生活困窮者」「所得格差
などという言葉が飛び交いましたが今度の参院選ではこういう言葉すら見えてきません。


皆さんは「マイナンバーカード」をお持ちですか?
もしお持ちでないのならなぜですか?
便利ですよ。


テレビやラジオやSNSなどで「マイナンバーカード」の普及に反対する方の多くは「複数個所での所得がある方」です。
マイナンバーカードの普及、マイナンバーの一般化のゴールの一つは「所得の捕捉」です。


私には隠しているような所得はありませんからどうぞどうぞです。
きっと確定申告も負担が減るでしょうし、公務員さんのお仕事も減るでしょう。
少子高齢化に伴い、
いくつになっても確定申告をしなければいけない
働く人も減るのだから公務員を減らさなければいけない
というテーマも顕在化します。


マスコミやSNSでマイナンバーカードの普及に反対される皆さんには何か不都合なことがあるのでしょうか?

「トーゴーサン」や「クロヨン」を忘れてはいけません。



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