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「ベア」ではなく「ボーナス」増 [どう受け止めたらいいのか]


久々に「ベア」という言葉をマスコミの口からききました。
若い人の中には「ベア」と言われても言葉の意味がよくわからない方もいらっしゃるのですは?

 “ベア”とは、「ベースアップ」を省略した言葉です。つまり、「基本給(ベース)の水準を上げる(アップ)」ことをいいます。ここで注意したいのは、年齢や勤続年数に応じて基本給が上がる“定期昇給”とは全く別物だということ。年齢や勤続年数に関係なく、全社員の給与水準そのものを一斉に引き上げるのが「ベア」です。
(「連合」HPより)
[本]https://www.jtuc-rengo.or.jp/column/column014.html#:~:text=%E2%80%9C%E3%83%99%E3%82%A2%E2%80%9D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C,%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%80%8C%E3%83%99%E3%82%A2%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

しかし気になります。
業績が下降したらどう対応されるのでしょうか?
最近は「基本給」に「ポスト給」(職位に応じた給与)「成果給」(業績に応じた給与)部分に分かれている企業も多いのでは?

そういう時、私なら、
・人事をいじる
・「成果給」部分を減らす
等で対応しそうです。
ベアアップだけで喜んでいいのでしょうか?
※業績が悪かったなら人事は動かしやすいです。


若いころ懇意にしていた船場の繊維問屋の社長がおっしゃっていたのは、
儲かった時はボーナスをちゃんと払う
のが一番だとか。
給料は一度上がったら下げにくい
とも。
社内報に書かれた社員さんの感想も、
ボーナスが多いのでびっくり
というのが目につきました。

この企業は、
●船場屈指の高収益企業
●当時高給であった銀行員よりははるかにボーナスが多い
●社内には社食もあり
●高収益の東京支店勤務者に傾斜配分
(不思議なことに「大阪の方は東京勤務を嫌がったので問題も起こらなかった」ようです)


「賃金を上げる」
というのが旧態以前のままでいいのか?
という気もします。

かつてと違い「中途退社」や「転職」も増えました。
企業の活性化を図る方策を考えることも意識しておくことも必要です。


中には「派遣社員さんに別途ボーナスを直接出す」ような制度があってもいいかもしれません。


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