SSブログ

「儲ける」そして「競争に勝つ」1年に [仕事についてのエトセトラ]

新年はいろいろなことが去来する時です。
お仕事をなさる方はなおさらです。

「儲ける」そして「競争に勝つ」1年にしませんか。。。


1.儲ける

昨年話題になった「賃上げ」及び「法人税増税」は「儲かっていない」とほぼほぼ関係ありません

儲かっていない企業は、
①「賃上げ」原資がない
②「儲かっていない」=「赤字」=「法人税を払わない」(除く均等割)
と言うことのはずです。

にもかかわらず、どの企業でも、
①賃上げができる
②法人税が上がる
ような議論がなされました。
不思議です。

儲ける」には
販売価格を引き上げ
販売数量を増や
コストを減らす
ライバル(同業他社等)に勝つ
ことが重要です。

これがなかなかできないから儲からないのです。
しかし諦めていませんか?

「補助金」や「給付金」ばかりの企業経営が健全なはずがありません。

「儲かっていない」=「赤字」=「欠損法人」の中には節税努力によるものもあるでしょう。
しかし「法人税」を払わない限りは「税引前利益≦0」なのですから「賃上げ余地」などないはずです。


なお、国税庁の標本調査(令和2年度)によれば、
法人数全体は、279万560社(前年度比+4.5万社、同+1.6%)であり、平成24年度以降、8年連続で増加している。
利益計上法人数は105万782社(前年度比▲0.3万社、同▲0.3%)であり、10年ぶりに減少している。
他方、欠損法人は173万9,778社(前年度比+4.8万社、同+2.9%)であり、2年ぶりに増加している。
なお、全法人に占める欠損法人の割合は、62.3%(前年度比+0.7ポイント)となっている。
と言うことのようです。

つまり「法人税を払っている法人数は全体の37.7%しかない」と言うことです。
これでは多くの方が「賃上げ」がないと思いになるのも当然です。

[本]https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/kaishahyohon2020.pdf

これは政府のせいでも岸田首相のせいでもありません。
あなたの企業が儲かっていないだけのことです。
だから「儲けましょう」。


2.「競争に勝つ」

多くの企業で意外にも軽視されていることの一つが「他社に勝つ」「国際競争に勝つ」と言うことです。

中には「同業他社の倒産・廃業は自社の商売にプラス」と理解されている経営者・経営幹部もいらっしゃいます。
ビジネスの世界は厳しいのです。

◎昨年「全国旅行支援」を使っていろいろな宿泊施設に連泊して気がついたことは、
コロナ以前に他社との競争に負けている
と言うことです。

具体的には、
汚い
設備が古い
リフォーム、リノベーションをやっていない
ところは「全国旅行支援」がなくなると早晩「経営危機が顕在化する」だろうなと言うこと。

もはや「コロナ以前」の問題です。
「おもてなし」に代表される「接遇」だけではお客様はジリ貧になることも想定されます。
今はネットの世界です。
不都合なコメントが投稿されてしまうことも間々あります。

有名ホテルでも「身売り」「経営者が変わる」と言うことが頻発しそうです。


◎「ものづくり」のライバルは「海外企業」

自動車産業も侮れません。
電気自動車(EV)の登場で新興勢力もずいぶん増えました。
海外企業の方が実力優位のケースもたくさんありそうです。
日本の基幹産業でもこの有様です。
Made in Japan
頑張ってください。


かくして「儲ける」「競争に勝つ」発想のない企業は衰退[→]ビジネスの世界から退場と言うことになってしまいます。


儲け過ぎたらどうするのか?
ご心配いりません。
節税」すればいいのです。

具体的には、
機械・設備などの償却資産を買う
消耗品を買う
賃上げまたはボーナスを増やす
つまり「税引前利益」を減らせばいいのです。

決算期末を睨みながら、
①門扉・看板を新調する
②建物・設備を修繕・修理・改修する
③車両を買い替える
④什器備品を買い替える
⑤パソコンを買い替える
⑥決算賞与を出す(賞与を多めに出す)
等々をお見掛けする企業は相応に多いものです。

頑張ろう!日本企業。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント