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「ひと」「もの」「かね」のチェックなきビジネスは退場 [仕事についてのエトセトラ]


元旦早朝の「朝まで生テレビ」を見ていたら苦笑してしまいました。
冒頭から
●日本の農業にはもっと補助金を入れるべき
●欧米やオーストリアに比べると補助が少ない
と。


呑気な論者の皆さんです。
「農業」と言えどもビジネスです。
この視点が欠けています。


「ビジネス」であるのなら
「ひと」~ 担い手は
「もの」~ 何を作るか、どんな機械で作るか、どこで作るか
「かね」~ 運転資金は?設備資金は?利益は?
と言う切り口でのアプローチが必ず必要です。


どんなに補助金を注入しても
「担い手」もおらず
「何を作るか(売るか)」
「どう作るか(売るか)」
と言う設定がなければ
「砂の上に水を撒く」だけになってしまいます。


「諸外国と比べると補助金が少ない」
と論者はおっしゃいますが「生業的農家」では伸びしろはしれています。

最近の論者の議論にはこういう現場感があまりにもなさすぎです。


ここで注意をしないといけないのは、チェックするのは、
「ひと」→「もの」→「かね」
であり
「もの」→「かね」→「ひと」
でもなく
「かね」→「ひと」→「もの」
ではありません。

そして「ひと」「もの」「かね」がそろったところで、
「知恵」と「工夫」と「努力」
がなければうまくいきません。


今の日本、もう少し原理原則に立ち返って考えることが必要です。
あなたの職場はいかがですか?
・政府が悪い
・景気が悪い
と言っていたところで時間は過ぎていきます。
原理原則を理解せず「人のせい」「政治のせい」ではあなたの職場はつぶれてしまいます



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