「職務分析」と「応援体制」 [仕事についてのエトセトラ]
「公務員は非正規が多い」
と今朝のワイドショーであるコメンテーターさんが言っていました。
要は「人手不足」と「低賃金」しかも「非正規には女性が多い」ということをおっしゃりたいようです。
その前に言いたいのは、
①職務分析をやっていますか?
お役所(特に地方公共団体)の現場では「地方創生」事業のように本来公務員がやらなくてもいい仕事をやりたがり、ルーティーンの重要な仕事が軽視されている傾向があること
②「応援体制」をとっていますか?
民間企業なら当然のように「応援体制」を敷いています。
「突然の休暇」「長期休暇」あるいは「仕事の繁閑」対応こそ経営者の腕の見せ所です
③「IT化」をどこまで取り込んでいますか?
お役所なら「マイナンバーカード」があります
にもかかわらず旧態以前のままの仕事ぶりではないでしょうか?
民間企業なら「IT化」「PC化」等々時代の変化を取り入れながら「人でのいらない仕事のやり方」を取り入れています
もし「賃上げしよう」「賃上げしろ」と言うのなら、
①仕事のやり方の見直し
②仕事に取り組む人員配置の見直し
③人事制度(報酬制度)の見直し
等セットでやらなければどこかにひずみが出てしまいます。
重箱の一部の隅っこばかり見た議論は止めましょう。
「経営幹部」の腕の見せ所です。
「この職場『人が多いんじゃない』」
「この職場『知識不足が目立つ』な」
「この職場『段取りが悪い』な」
等々素人でも気がつくことは間々あります。
ぬるま湯の温度を知ろうともしないで「お湯がぬるい」と言うのもいかがなものでしょう。
言いたい放題はいい結果をもたらしません。
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